6月16日(水)J1 1stステージ第13節 市原 2 - 2 F東京(19:03KICKOFF/市原)
入場者数5,746人
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試合開始わずか30秒。F東京の先制ゴールはまさに速攻の見本のようだった。相手選手にプレスをかけた今野がボールをカットすると、そのままサイドを駆け上がってクロスボールを入れる。F東京の選手たちがゴール前になだれ込み、鈴木がダイレクトシュートを叩き込んだ。「立ち上がりのプレーには気をつけるようにしていたのだが……」と茶野は悔やんだが、これで市原は完全に出鼻を挫かれた格好になった。
ルーカスの1トップに、戸田、馬場、鈴木の3シャドーの布陣に対して、市原はそれぞれ結城、茶野、坂本、村井がマンツーマン気味にマークをして対処しようとした。ところが、相手に密着している分、ボールを奪ってもフリーになれず、出したパスはF東京の出足の鋭いプレスに寸断されてしまう。逆に、F東京はパスカットをすると、市原がマンマークをしているからこそ生まれる前線のスペースを生かして、再三ペナルティーエリア内に襲いかかった。
この試合で大きなポイントとなったのが、42分の佐藤の警告2回による退場だった。その直後には、GKの土肥から徳永を経由したボールを受けた鈴木が豪快なシュートを決めて2点目。スピードで市原を翻弄する攻撃によるゴールで、勝負は決まったかに見えた。F東京の誰もが勝利を確信したに違いない。しかし、一人少ない状況で2点のビハインドとなった市原は、逆にこれで吹っ切れたかのように捨て身の攻撃に出た。
前半はリベロのポジションで下がり目だった阿部だが、後半からはボランチ気味のポジションに上がり、守備は結城と茶野の2バックの状態に。後半開始早々、半袖のユニフォームを腕まくりするようにして意気込みを見せた阿部が、パスカットから前線へ飛び出し、マルキーニョスとのワンツーパスを試みる。これはDFに防がれたが、その直後、中島のスルーパスを受けたマルキーニョスが右サイドの角度のないところからシュート。これが見事にゴールに入り、1点を返した市原は俄然元気になった。
「相手が一人少なくなった分、マークがルーズになってしまった」と原監督が振り返ったが、必要以上のマンマークを捨て去った市原は全員攻撃を展開。茶野がロングフィードでチャンスメークを仕掛ければ、ストッパーの結城までもがオーバーラップを見せた。72分、FKのチャンスを得た市原は、林が素早いリスタートで左サイドの村井にボールを送り、クロスボールに飛び込んだマルキーニョスが技ありのシュートでゴールをゲット。その直後の攻撃では、林のクロスボールをマルキーニョスが受けた際、ゴール前にはサンドロ、山岸、結城が走りこんでいたほど、市原は逆転勝利を狙いに行っていた。
一方のF東京も市原の出足にやや押されながらも、再三、決定機は作り出していた。だが、枠内に飛んだシュートはGKのセーブやDFのブロックに遭い、ゴールマウスに入ることはなかった。決めるべきところで決められず、最後まで取れなかった≪3点目≫。試合後の原監督は「それが敗因」と思わず言ってしまうほどだった。
前半から集中力を切らせてしまい、アグレッシブに戦えなかった市原。後半は受身にまわって後手を踏んでしまったF東京。前半と後半で両チームの様相が大きく変わった試合は、結局、引き分けに終わった。それぞれの選手はこの試合でも噴出してしまった課題を早くクリアしなければならない。
以上
2004.06.17 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
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