7月17日(土)ヤマザキナビスコカップ第5節 Bグループ
名古屋 vs G大阪 (19:00KICK OFF/瑞穂陸)
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1stステージは11試合で先制したものの、5勝5敗5分という結果で終了した名古屋。その理由を「先制した後なぜか動揺し、パスミス・個人ミスをしてしまう」と答えるネルシーニョ監督。勝ちきれるチームに生まれ変わるために、まずはナビスコカップ決勝トーナメント進出を決め2ndステージへの弾みをつけたい。
15日木曜日。今週から梅雨明けとなった名古屋は、サウナの中にいるような気持ちにさせるほどの暑さだ。そんなくらくらするほどの暑さの中、午後練習が始まった。その中には前日のU-23vsチュニジア戦で豊田スタジアムを沸かせた川島選手の姿があった。「やっと一段落しました。名古屋に戻ってきて帰ってきた!って感じがします」とキャンプでは見られなかったすがすがしい表情で答えた。楢崎選手が代表キャンプで不在のため、今週のナビスコカップで名古屋のゴールを守るであろう川島選手。彼の顔つきは名古屋GKとしての顔つきに変わっていた。
ランニング・ストレッチの後はボールを使ってのアップが行なわれ、その後フォーメーション練習が始まった。ビブスをつけるのはスタメン候補組。メンバーはGK川島、DF右から海本(幸)・海本(慶)・古賀・中谷、MFは右から中村・吉村・クライトン・岡山、FWはウェズレイ・マルケスと4-4-2の4バックだ。1stステージ第13節(対F東京戦)から4バックを試しているネルシーニョ監督は「2ndステージは4バックにすることに決めている」と公言し、今回も4バックで望む。
その中で注目なのはクライトン選手。来日して1週間がたったばかり、まだ時差ぼけに悩まされているそうだ。契約時にナビスコカップへの出場を依頼され、早急な来日を要望された彼への期待は大きい。「日本はボールを出すタイミングが違う。そこは慣れなくてはいけない。しかし完全に日本のスタイルに合わせるのではなく、自分のよさもチームで出していきたい」とまだ日本スタイルに戸惑いはあるものの、ウェズレイ・マルケスという先輩同様、慣れるのも時間の問題だろう。
フォーメーション練習では吉村選手とボランチを組み、お互いの動きを確認する。「最初よりは動きが分かるようになってきた。今は自分が前がかりになって、クライトンが後ろでさばき役をやっているが、実践になるとどうなるか分からない。バランスを見ながらやっていく」(吉村選手)言葉の問題やクライトン選手のコンディションがまだ本調子ではないこともあるので、こまめに話し合いながら修正をしていくそう。4バックのメリットを「人数が増える中盤の攻防」と語るネルシーニョ監督にとって、クライトン選手がどうチームにフィットするかが鍵を握る。
対するG大阪は1stステージ最終節の新潟戦を4-1と快勝。「久しぶりに内容、結果ともに満足できる戦いが出来た」(西野監督)と最高の形で1stステージ終了となった。明日のゲームでも注目は、その新潟戦で初出場初得点を決めた若干18歳の高校生ルーキー家長選手。前半開始早々、ゴール手前約20メートルからのミドルシュートを決め、鮮烈なデビューを飾った。彼の存在がG大阪に新たな風を吹き込み、名古屋の決勝トーナメント進出を阻止することができるか?
名古屋は勝つか引き分けで決勝トーナメントへの進出が決まる。対するG大阪は、この試合に勝利し、決勝トーナメント進出に望みをつなげたいところだ。
また、この試合は、先日引退表明をした森山泰行選手の最後のホームゲームとなる。「正直その場(引退セレモニー)に立つのは寂しい。今は全然実感がわかない」と練習後に少し寂しそうに答えた森山選手。彼を勝利という花道で送ることが出来るのか。あとを託された選手たちの踏ん張りに期待したい。
以上
2004.07.16 Reported by 柴田愛子
J’s GOALニュース
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