7月27日(火)J2 24節 横浜FC vs 京都(19:00KICK OFF/三ツ沢)
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2週間の中断を経て後半戦がスタートしたJ2リーグ。短いインターバルを過ごしたJ2の各チームを待ちうけていたのは9日間(一部チームは8日)で3試合をこなすハードな日程。さらに8月に入るとJ2リーグは一気に7試合を消化する。暑さの中の連戦でコンディションを崩す選手、また怪我を抱えてしまう選手、さらには累積警告などで出場停止選手が出ることが多くなる第3クールの戦いは、各クラブの“総合力”が問われる季節とも言えよう。
酷暑が続く関東地方。横浜・三ツ沢公園球技場で行われるのは8位・横浜FCと6位・京都パープルサンガの対戦。川崎Fの独走が続くJ2リーグ、しかし2位の甲府から9位の鳥栖までの差は10ポイントと依然混戦が続いている。今回対戦する両チームも、もちろん狙うはJ1昇格。その為には順位が近い相手との戦いは是が非でも負けたくないところだ。
アウェーの京都は福岡に2-1で競り勝って後半戦を幸先のいい形でスタートした。これまでチームの半数近くの得点を挙げてきた(32ゴール中15ゴール)黒部と崔の2トップであるが、前節の福岡戦では黒部がトップ下のポジションで効果的な動きを披露しチームの攻撃に色を添えた。横浜FC戦では前節出場停止だった熱田がスタメン復帰することが予想され黒部がどのポジションで起用されるのか柱谷監督の采配に注目が集まる。さらにはブラジル・コリチーバから獲得したレアンドロの出場の可能性も出てきており、これまで以上に黒部、崔に決定的なパスが供給されそうな気配である。松井が五輪代表招集のためにチームを離れているが、前節の福岡戦では、11試合ぶりに起用されプロ初ゴールを記録したルーキーの中山、さらには2アシストの活躍をみせた21歳の才能溢れるレフティー美尾など若手が結果を出し始めている京都。今節の三ツ沢のゲームでも勝利し上位進出へ一気に波に乗りたいところであろう。
対するホームの横浜FCの前節は札幌と0-0のドロー。シュート数こそ札幌の7本に対し、15本と圧倒するものの肝心のゴールシーンを生み出すことはできなかった。札幌戦ではこれまでチームを支えてきたディフェンスラインのトゥイード、早川がコンディション不良のためにスタメンから外れ、本来はトップ下などで起用される北村がサイドバックを務める緊急布陣を余儀なくされてしまったが、無失点に抑えたことは収穫と言えよう。昨年の第23節終了時では45失点を喫していたことを考えると、今季のこれまでの24失点という数字は大きな進歩である。健闘する守備陣に応えたいのが攻撃陣。1試合平均ちょうど1得点(合計23得点)の得点力がリーグ最多の13引き分けと勝ち切れないチームの現状を物語っている。京都戦では移籍後3試合目となりチームにもフィットしてきた眞中(靖)を中心にオフェンス陣の奮起が望まれる。京都同様に横浜FCも内田、臼井、杉本、中島ら若手の活躍が目立つチームだけに勝つことで今後へ勢いをつけたいところだ。
今季過去2回の対戦は0-0、2-2といずれもドローだったこのカード。勝敗の鍵はチームのキーマンが配置されているセンターラインのマッチアップか。特に横浜FCのトゥイードと京都の黒部のマッチアップは、これまで2回の対戦でも迫力あるぶつかり合いをみせており目が離せない。中2日での試合、体力的な消耗を強いられる中で守備的にしろ攻撃的にしろ“自分たちのペース”をどれだけ遂行できるか。リトバルスキー監督と柱谷監督、両監督がこの先の戦いを見据えてどのようなゲームプランを選手に指示するのかにも注目したい。技術もさることながら、ベースの体力的な部分での優劣が勝負に直結する夏場の戦い。足を止めずに戦い抜くのはどちらのチームか!?
以上
2004.07.26 Reported by 小島 耕
J’s GOALニュース
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