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【J2:第24節 湘南 vs 鳥栖レポート】湘南が監督交代後初勝利を手に。(04.07.28)

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7月27日(火) 2004 J2リーグ戦 第24節
湘南 3 - 0 鳥栖 (19:00/平塚/2,937人)
得点者:'26 佐野裕哉(湘南)、'35 柿本倫明(湘南)、'57 村山祐介(湘南)
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 試合後の会見で、鳥栖の松本育夫監督は「前半の2失点が非常に大きかった」と敗因を振り返っているが、その言葉通り、セットプレーから失った2点が鳥栖に大きくのしかかることになった。共に後半戦を黒星でスタートさせた両チーム。どちらが先に白星を手にするのかに注目した試合だったが、結果は思わぬ大差となった。

 立ち上がりからの試合内容は、両チームともどちらかと言えば低調なものだった。湘南はオーソドックスにポストの柿本に当ててからボールを前に運ぼうとしたが、厳しいマークに対して思うようにプレーできない。トップ下に入った佐野裕哉も中盤でボールを受けた後に前を向けず、リズムを作れなかった。鳥栖が厳しくトップの選手にマークを付けていたことも影響していたのだが、湘南とすれば満足のいく立ち上がりではなかった。

 ただ、その一方で鳥栖の内容も決していいものではなかった。単純なミスが目立ちボールがつながらない。期待の田代有三は、徹底的なマークの前に思うようにボールをコントロールさせてもらえず、同じくトップに入った矢部次郎も思うようにプレーできなかった。そんな、悪い形で膠着しつつあった試合が動いたのは、1本のセットプレーがきっかけだった。

 前半26分に鳥栖陣内で得たFKの場面。ゴールまでおよそ20m。正面から見てやや左側の位置にセットされたボールを蹴ったのは金根哲だった。鮮やかな弾道を描いたボールは、ポストに当たって跳ね返ったが、そこにいち早く詰めていた佐野が鳥栖ゴールに蹴りこんだ。湘南が試合の流れを引き寄せる先制点を手にする。

 このゴールで波に乗った湘南は、続く35分にも追加点を奪う。ゴールに向かって右側の位置から金がFKを蹴る。GKとDFラインの間を縫って走ったボールに対して、柿本倫明が頭から飛び込んだ。

「ベルマーレとこれで3試合目なんですが、7点取られているうちの6点がリスタートなんです」と指摘したのは鳥栖の松本監督。この柿本のゴールの場面にしても、完全にフリーな状況で打たせており、鳥栖にはプレーが切れた場面での集中力の維持に課題があるようだ。

 2点のビハインドを追いつくべく鳥栖は、後半に入ってからは選手交代で挽回を狙った。しかし、2点をリードする湘南を前にペースを握れない。そんな中、後半12分には湘南のDF村山祐介が思いきりのいいオーバーラップを見せる。高田保則とのコンビネーションで前に出ると、1対1になったGKの頭の上を抜いて3点目を手にした。

 湘南にしてみれば試合を決定づける3点目となったが、その直後の16分に白井博幸がこの日2枚目のイエローカードを受けて退場に。勝利をほぼ手にした後のレッドカードであり、次節が川崎Fだということを考えると痛い退場となった。

 試合の方はそのまま時間が経過し、結局3−0で湘南が勝利。監督交代後、初の白星を手にしている。

以上

2004.7.28 Reported by 江藤高志


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