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【第11回AFC U-17サッカー選手権大会2004 日本 vs タイ プレビュー】確実に勝ち点3をものにしておきたい日本。個人技の高さで勝負。(04.09.05)

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9月6日(月)AFC U-17サッカー選手権大会2004 グループリーグ
日本 vs タイ 19:00キックオフ/草薙総合運動場陸上競技場
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日本対北朝鮮が0-0、中国対タイが2-1となったグループAの第1戦。グループ2位以上が目標の日本は、6日のタイ戦は勝ち点3を取らないと厳しくなる。4日の中国は緊張から出来は良くなかったが、尻上がりに調子を上げてくることは確実。4日のタイ戦での中国メンバーが8日の日本戦に出てくるとは思えない。この中国戦の最低ノルマを勝ち点1とすれば、6日のタイ戦は勝ち点3が必要になる。タイと北朝鮮が予想以上にいいチームだけに、グループAは勝ち点が拮抗した争いが予想される。少なくとも2位、3位争いはかなり拮抗し、勝ち点差では勝負がつかないことも予想できる。
 
4日の中国戦からタイを分析すると、個人技が高く、選手も個人技に自信を持ったプレースタイルといえる。タイのシステムは4-4-2のフラットとオーソドックスだが、その形のまま戦っている印象はない。システムを把握しにくいくらい自由で、こだわりがない。中国戦では圧倒的に右サイドからの攻撃が多く、右サイドの中盤が上がって4-3-3に見える時間帯も多かった。ボランチの10番(カエプロム・チャカパン)はテクニシャンでタメを作って攻撃の起点になる選手。また、先発唯一のFW登録の16番(ダンダ・ティラシル)は個人で局面を打開できるので、高い位置で前を向かれると怖い選手だ。他にも、中国戦でFKを決めた9番(チャンヨタ・サカリン)はFKを任されるだけあってキック力は強烈。
 
チームとしてのプレースタイルも攻撃的で、42分に5番のチャサン・クリアンクライが退場になった後、ワントップではなくディフェンスを1枚減らし、攻撃の枚数は減らさなかった。0-1で始まった後半は、4-2-3と判断できるシステムで臨んできたし、両サイドバックが積極的に高い位置を取るので、2バック状態で戦っている時間帯も少なくなかった。A代表では日本の強敵ではないタイだが、この年代では強力なライバル。おそらく、国内のプロリーグのレベルや地位がA代表での差に繋がっているのだろうが、A代表のイメージで捉えることはできないチームだ。

日本はそのタイにどう戦うのか。付け入る隙は個人技の高さにある。タイは個人技が高い故に、自陣の危険なエリアでもボールを持つことが少なくないなど、隙の多いチームでもある。中盤でのパスミスも期待できるし、攻めてくるだけにカウンターでスペースを活かすことができる。
 
また、日本が前線からむやみに相手ボールを追い回すチェイシングではなく、サイドなど追い込めるエリアでファーストディフェンダーとセカンドディフェンダーが効果的にパスコースを消して追い込んでいけばボールは奪えるし、攻撃のリズムも作り出せる。
 
初戦は緊張から自分たちのプレーが出来なかった日本だが、これまで見せてきたプレーを発揮できれば競り勝てる相手だ。ヨーロッパで鍛えられた「隙を突く。隙を作らない」サッカーで勝ち点3を奪い取って、8日の中国戦を迎えたい。

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日本代表注目選手PART(2)

小澤竜己(こざわ・りゅうき)
1988年2月6日生まれ。170センチ、63キロ。青森山田高校

日本代表のエースストライカーの地位を4月のモンテギュー国際大会(フランス)で確立した選手。準決勝のドイツ戦では逆転ゴールを決め、決勝戦ではイタリア代表相手にハットトリックを達成する大活躍をみせた。小澤の魅力は、ゴール前の嗅覚と正確なシュート力。また、技術があるので狭いエリアでも局面を打開できる。小澤を活かすことが日本の勝利への方程式。

以上

2004.09.05 Reported by 松尾潤
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