10月10日(日)14:37キックオフ(国立/13,741人)
東京オリンピック40年記念イベント『栄光の祭典〜in 国立競技場』
日本選抜 1-2 ハンガリー選抜
得点者
日:大久保(34分)
ハ:シラ(46分)
ハ:デ・アルマイダ(90分)
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東京オリンピック40年記念イベントとして開催されたこの試合は、両国ともワールドカップ予選を戦っている関係でB代表同士の戦いとなった。
日本選抜は、アテネ五輪代表チームを率いていた山本昌邦監督が指揮を執る。一方のハンガリー選抜は「若く、野心的な」(ハンガリーサッカー協会のHPより)37歳のメセイ・ゲーザ氏が率いた。
ハンガリー代表といえば、東京オリンピックの時の優勝チーム。試合後の川淵三郎キャプテンは「ぼくらの頃は東欧のトップチームということで感慨もひとしおです」とコメントを残している。
そうしたバックグラウンドを持つ試合は、立ち上がりからホームで戦う日本が攻勢に出る展開となる。日の丸の常連とも言える大久保嘉人と2トップを組んだのは、優勝を争うG大阪を引っ張る大黒将志。J1の得点ランクでは首位を行く浦和のエメルソンに次いで2位につける期待の選手だ。この2トップに絡んだのが、G大阪でも大黒とコンビを見せる二川孝広。ユース時代からのコンビでもある大黒と二川が、大久保とのコンビネーションの中でチャンスを生み出した。
後半から出場の戸田和幸が「チャンスがあればシュートに行きますし、スピードもある。怖いですよ」と大久保の事を評したが、実際のところ大久保の思い切りのいいシュートの場面は目立っていた。チャンスがあれば迷わず狙う姿勢でシュートを量産。その数は前半だけで6本に上った。ただ、その大久保は、蹴り慣れないボールにとまどいを見せている。
「ボールが違っていて…。ドリブルも感覚が違ってたし、シュートを打つとすぐに浮いてしまいました」(大久保)
なかなか枠をとらえきれなかった大久保のシュートがハンガリー選抜のネットを揺らしたのが前半34分のこと。二川からのロングフィードに合わせて大久保がDFの裏に抜け出る。GKが思い切りよく飛び出そうとするが、ボールにはバックスピンがかかっていて伸びていかない。そのボールを大久保がキープすると、飛び込んできたDFを切り返してかわし、右足でゴールに蹴り込んだ。
二川に代わって後半から登場の播戸竜二が振り返ったように、山本監督はハーフタイムに「1−0だし、これでまた1点を取られたらわからなくなる」という指示を出している。もちろん選手たちもそれはわかっていたとは思うが、後半開始直後の46分に日本選抜はあっさりと同点ゴールを許してしまった。
一つには播戸が振り返ったように「3トップは練習でしてなかったので、攻めの部分では良かったんですが守備のところの役割分担がなかった。それが後半開始直後の失点になった」という理由があっただろう。そしてこの失点に強いてもう一つ理由を見つけるとすれば、ヘディングシュートを決めたシラ・イシュトバーンが後半から出場したばかりであり、マークの確認が難しかったという事も上げておきたい。
同点に追いつかれてしまった日本選抜だが、那須大亮に代わって後半から出場の阿部勇樹が自慢の右足でゴールを狙う場面などチャンスは連続していた。それでも追加点が奪えないまま、迎えた試合終了間際の90分の事。ハンガリー選抜は83分にピッチに立ったばかりのライチ・ペーテルとフュジ・アコーシュのコンビで日本の右サイドを破ると、最後はデ・アルマイダ・レアンドロに流し込まれて逆転ゴールを決めた。ハンガリー選抜はこのゴールによって、40年の時を経て、再び国立競技場で勝利を手にした。
この試合はB代表ではあったが、国際経験という意味では貴重な意味を持つ試合だった。このチームは、直接的にジーコ監督率いるA代表と連携してはいないが、戸田の「こういう形でやってくれれば、選手のモチベーションになる。Aには入れない選手の経験にもなる」という言葉や播戸の「こうやって呼ばれるとモチベーションになりますね。楽しめました。経験にもなるし必要だと思います」という言葉にあるように、将来の日本代表強化に対して大いに示唆を与えているとも言える。
以上
2004.10.11 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
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