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【ヤマザキナビスコカップ:準決勝 F東京 vs 東京V プレビュー】『ファイナリストの座』そして『東京』という名のために・・・(04.10.12)

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10月13日(水)ヤマザキナビスコカップ 準決勝 F東京 vs 東京V(19:00KICK OFF/味スタ)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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台風22号の影響により11日と13日に日程が変更されたヤマザキナビスコカップ準決勝。11日に行われた名古屋vs浦和の試合では浦和が3年連続の決勝進出を決めた。そして決勝へのもう一つの座をかけて戦う13日の試合は、ともに『東京』をホームとするFC東京と東京ヴェルディ1969の対戦。味の素スタジアムで夜7時にキックオフされる東京ダービー。いずれのチームも今回の日程変更についてはプラスにとらえて「より準備が整った」と話す。

過去のこの組み合わせの対戦成績はほぼ互角。F東京が4勝、東京Vが5勝、そしてもう1試合は引き分けている。しかし、今シーズンだけは2戦2勝とF東京が成績は上回っている。2001年に東京Vがホームタウンを東京に移してから実現したこの“東京ダービー”は今年で4年目。「ダービー」の歴史はまだまだ浅いものの、試合の回数を増すごとに選手、スタッフ、そしてサポーターの思いは強くなっている。「うちが東京だ!」という思い。この対戦が伝統のダービーとなるであろう将来、そこに刻まれる歴史のひとつにもなっていく試合だ。

ホームのF東京にとって初の決勝の舞台を目指し、自然と選手たちの気持ちの高まりが伝わってくる。「今週の練習を見ていると、選手たちのこの試合にかける気合いっていうのがすごく伝わってくるね」と原監督は選手たちの様子を嬉しそうに口にする。原監督自身にとっても初の決勝への切符をかけて戦うこの試合に「いちばん大事なのは、自分たちがいかにそれまでいい準備をして試合に入れるかどうか。90分で決着がつこうが、120分、さらにはPKまでもつれ込もうが勝利を手にするために最高の試合をしたいですね」と期待を高める。

原監督の言う「いい準備」のひとつ、攻撃面で特に意識的に取り組まれたのが「シンプルにプレーをすること」だ。水曜日に行われた練習試合では「いい形でシンプルに攻撃をすることができた。東京V戦でも同じようにシンプルにプレーする意識を大切にしたいですね」と左サイドの馬場選手も手ごたえを感じた様子で、表情はとても明るい。リズムのある超攻撃的なF東京サッカーがピッチで見られるかどうか、楽しみだ。

そんな中、試合2日前に右サイドでスタメン出場濃厚だった戸田選手が練習中に故障し出場ができなくなるとういうアクシデントに見舞われたF東京。「あまりにみんなの気合いが入っていて怪我をしたりするのが怖いんだよね」とあえて水曜日に紅白戦ではなく東京学芸大学との練習試合を取り入れた原監督だが、その不安が的中してしまった。しかし、そこには今か今かとスタメンでの復帰を心の奥底で強く望みながら黙々とトレーニングに励んでいた石川選手がいる。秘めていた思いをピッチで爆発させる姿が見られるかもしれない。

一方の東京Vは、1996年のナビスコカップ以来の「決勝」進出をかけた戦いとなるこの一戦。当時の対戦相手はアルディレス監督率いる清水エスパルス。PK戦の末に破れ準優勝となった。そこから8年を経て、数々のタイトルを手にしてきたアルディレス体制で準決勝に臨む東京V。

台風での延期が決まる前の木曜と金曜には異例の2泊をともにして結束を強め、集中力を高めることを試みたが、金曜の夕食後に解散となった。しかしそこからアルディレス監督からのメッセージを感じ取ったという選手たち。決してこれは無駄なことにはならなかった。そして延期により東京Vにとって好材料となったポイントがひとつある。実は先週東京V内では風邪が流行っていた。林選手、相馬選手なども風邪をひいていたが日程に余裕が出来たことによりその風邪を治す十分な時間が出来たことだ。「コンディションを戻せてうちにとってはラッキーでした」とアルディレス監督も安心した表情を見せた。

「この試合はこれまでのどの試合よりも重要な試合です」と話し始めたアルディレス監督。「今シーズン東京ダービーでは2敗しているし、勝てばファイナリストという試合だから絶対にとらなければいけない試合」とした。選手たちにとってもそれは同じことで「絶対に譲れないです。ダービー全敗なんて・・・」と小林(慶)も表情を変えた。その譲れない一戦にむけて「守りも、攻撃もいいリズムを作ってくるF東京。プレッシャーも早いし、ミスからのカウンターに注意しないといけないですよね」と林選手。今シーズンの2戦とも主導権を握りながらもワンチャンスをものにされ流れを崩した苦い経験から今回ばかりは絶対に・・・と警戒を強めている。

「勝って東京はうちだ!って言いたい」と馬場選手が胸を張って一言。この言葉こそがこの試合への期待を一気に高めてくれた。

以上

2004.10.12 Reported by 日々野真理



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