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【J1-2nd:第9節 F東京 vs 磐田 レポート】スコアレスドローの痛み分け。勝ち点1と共に得た課題は得点力(04.10.18)

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10月17日(日) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第9節
F東京 0 - 0 磐田 (15:04/国立/26,767人)
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日曜日の午後3時。国立競技場。天候は晴、無風。気温17.9。サッカー観戦にもってこいの条件の下、26,767人を集めたF東京対磐田の一戦。スコアレスドローという結果にどちらも勝ち点1を得ての痛み分け。しかし、そのチームなりの収穫を手にした試合となった。

ホームF東京はナビスコカップ準決勝のVゴール勝ちから中3日。「ナビスコカップ準決勝が台風で延期になって、選手は緊張感を維持して水曜日の試合に臨み、劇的な試合の後で気持ちを切り替えて、今日はよく頑張ったと思う」(原監督)。

前日練習の際、選手監督共に口を揃えて「磐田の中盤を自由にさせないために、最初から激しくプレッシャーをかけて取りにいく」と言った。集中して臨んだ前半はその作戦が功を奏す。立ち上がりから中盤でボールを奪い、右サイドの加地、石川が崩す場面が続く。そして大きなチャンスが訪れる。17分ルーカスからボールを受けたケリーが中央をドリブル突破。シュートを放つがゴール左へそれる。「決定的なチャンスを活かせなかった」と原監督が言う通り、この日は右サイド、もしくは中央のコンビネーションからゴール一歩手前までいくシーンは再三見られたが、ついにゴールには至らなかった。

一方の磐田も中盤がつながり、リズムを作りはじめる。22分左でボールを持ったグラウから、右サイド河村へ展開。一度菊地に戻し前線の前田へ。ジャーンと競り合いの末のヘディングは、大きくポストを超えていく。

双方の持ち味を出しつつ展開するかと思われた試合は一枚のレッドカードで急変する。36分、センターサークル付近で足を出し相手を止めた初先発大井にレッドカードの判定。これで磐田は10人で戦うこととなる。

相手が10人になり、逆にぎこちなくなったF東京。早い時間帯には徹底できていた前線からのプレスがゆるくなる。それでも「磐田相手にここまでできた」と原監督が手応えを口にするように、後半はロングボールを前線にいれ攻め立てる。しかしやはりシュートは決まらない。そして、磐田は攻撃の形が作れない。「10人になってから、前線にあがることを自重した」と藤田。前田にあてて、そのこぼれ球を拾うという思惑は空回る。守備に追われ得点にいたらぬまま試合は終了する。

それでも磐田はファーストステージ第9節G大阪戦(5月9日)以来の完封に「守備の練習じゃないけど」(名波)としながらも手応えを口にする選手も少なくなかった。この日は鈴木が累積で出場停止。田中もオマーン戦の疲れのため出場を取り止め、出場した福西も左太もも内転筋を傷めている状態。GKに自身初完封となった岩丸、ディフェンスラインも菊地、大井と若いメンバーで構成。その中で失点0。名波も「完封したことに自信を持てる」と話した。

双方収穫を口にしつつも、やはり無得点は次への課題だ。「相手が守備的?違うでしょ。決定力不足。シュート練習しないと」と言ったのはオマーン帰りの加地(F東京)。「攻撃陣としては、今日はサッカーをしたという感じがしない。10人で守りきったからいいと僕は考えられない」と代表戦での出場はなかったものの同じく帰国間もない藤田(磐田)。この日得たものは勝ち点1以上に大きくシンプルな課題だ。両チームともこのシンプルな課題を解決することと、日本代表組の高いモチベーションがチームに浸透することで、勝利が見えてくるだろう。

以上

2004.10.17 Reported by 了戒美子

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