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【J2:第39節 札幌 vs 湘南 プレビュー】2ケタ得点到達を狙うエースを軸に、お互いに押すか、押し返すか。(04.10.22)

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10月23日(土)J2 第39節 札幌 vs 湘南(13:00KICK OFF/札幌厚別)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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 このカード、お互いにチーム構築の途上にいるという状況。札幌は伸びかけた成長の芽がしばらく経つと頭を引っ込めてしまうような、一進一退の繰り返しで一年が過ぎようとしている。一方、湘南は上田監督体制になって、今節でリーグ戦6試合目。少しずつ上田流が選手たちの間に染み込んできているが、白星がまだ伴ってこないという状況。前節(10月16日仙台戦)では2点のリードを得ながらも追いつかれてドロー。もどかしさが勝利を求める飢えへと昇華しているかどうか。

 チームを作り上げるのに、どんな指導者もたいてい、守備から攻撃へ、の順番で考える。湘南の場合はまず守備にかける人数を増やし、スペースを消してボール奪取にかかり、攻撃に転じる時は2トップと2列目の選手2人のいずれかが前に出て、素早くゴールを狙うというスタイル。

 この湘南の守備人数の多さをにらんで札幌・柳下監督は、「相手のカウンターが怖いけど、それを恐れず、人数を割いてこっちが攻撃したい」と能動的に押していく考えを発している。

 前節(10月16日福岡戦)の札幌は、イージーミスが多く、パスがつながらないという、春先のこのチームに見られた現象がまた繰り返された。ペナルティエリアに踏み込むはるか前の段階で安易にボールを失えば、反撃を狙う湘南の術中にはまる。この1週間で選手にどれほどの意識の高まりができているかが、「人数を割いて攻撃」という札幌のゲームプランの結実につながる鍵だ。

 受ける側の湘南としては、4バックのサイドバックが流動的なのが気がかり。前節は右サイドに加藤を起用し、そこそこの手応えをつかんだようだが、その試合中に左サイドの城定が肉離れで戦線離脱。新たに入る選手がプラスに作用することを祈ることになる。

 さて、そうした案を考えながらも、最終的にはゴールを入れなければ勝てる試合も勝てない。両チームのゴール稼ぎ頭は湘南・柿本、札幌・清野で共に9ゴール。けれどもこの数試合だけを区切って振り返ると、実に対照的だ。

 湘南の柿本は第36節、前節(第38節)に各1得点と徐々に数字を積み上げ、前節でもGKとの一対一という絶好機をあわてず得点にして、チーム内で存在感を高めている。それに対し、札幌の清野は第28節・鳥栖戦(8月14日)の決勝点以来、実に10試合、アシストはあるが、ゴールがないという状況。

 柳下監督はチーム唯一全試合出場の清野について「チームのFWで一番うまい」と認めているものの、「動きもプレーもきれいすぎる。粘り強く、がむしゃらで、相手にとって嫌らしいプレイをしていない。1つ1つのプレーで止まり、連続した動きができない」と、節目となる今季2ケタ得点達成に向けての課題を語る。

 11位・湘南と12位・札幌との勝ち点差は5。札幌としては勝って差を縮めて、最下位の不名誉を逃れる一歩にしたいところ。このカードの今季3試合の結果は奇妙にも全て1対1の引き分け。今季ラストとなるこの第4クールの一戦で、白黒はっきりつけることになるか。

以上

2004.10.22 Reported by 永井謙一郎

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