10月23日(土)J2 第39節 甲府 vs 福岡(14:00KICK OFF/小瀬)
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残すところ6試合となったJ2リーグ戦。甲府はここ3試合勝利がなく、山形、水戸に連敗しJ1昇格レースから後退した。前節、2位を争う大宮と山形の対戦で大宮が勝ったことで、勝ち点差9の山形が現実的な目標となるが、残した対戦相手(福岡、鳥栖、京都、横浜FC、川崎F、札幌)を見ると厳しいことは変わらない。
一方、福岡は前節、札幌に競り勝ち4位に浮上。3位の山形との勝ち点差を5にしたことで少し前まで昇格争いの圏外だったが、再び圏内に入ってきた。長丁場のJ2ではゴール間近になって前に出てきたチームは勢いがあるだけでなく、チームを取り巻くモチベーションも向上するためラストスパートに期待が出来る。
福岡の残る対戦相手は甲府、水戸、川崎F、湘南、鳥栖、山形。最終節の山形戦まで可能性を繋げるためには甲府には絶対に勝っておかなければならない。山形は、京都、横浜FC、湘南、仙台、水戸、福岡と上位チームとの対戦数では福岡よりもやや有利。勝ち点差5をつけられている福岡は、その分上位チームでも負けも引き分けも許されない。ただ、順位が変わらないのであれば、勝ち点差2で最終節に入れば大逆転もありうる。
終盤に入ってケガ人が相次ぎ、メンバーの入れ替わりが激しい甲府。前節の水戸戦でも一方的に攻めながらも、決定力不足で敗北するなど流れは良くない。しかし、ポジティブに考えるなら若手選手にチャンスが回ってくることになる。前節Jリーグデビューを果たした高卒ルーキーの佐藤(GK)など若手選手は来季を見越して積極的にアピールが出来る。正GK・阿倍の負傷で今節も佐藤にチャンスが回ってくる可能性があり、若手選手のプレーを見極める楽しみが加わった。
とはいえ、まだまだ昇格を諦めてはいないはずだ。どんなことが起こるかわからない。今季は1勝1敗1引き分けの福岡に勝ってミラクルを起こす準備だけは怠ることが出来ない。甲府の選手がどこまでモチベーションを保って残り試合を戦っていくのか。来季をも見据えてプロとしての魂をサポーターに見せ続けなければならない。
一方、4位に浮上したことで選手のモチベーションが更に高まってきた福岡。前節の札幌戦は最後に押し込まれるなど厳しい戦いだった。MFのホベルトのリーグ戦初ゴールで勝ち点3を手にしたが、内容を見れば連携ミスが出るなど課題は少なくない。勢いだけでは3位に食い込むことが難しいだけに、松田監督の手腕と選手の団結心が問われることになる。甲府の前線からのプレスが機能すれば非常に厳しい相手だけに、集中力を切らさず戦い、甲府のプレスが弱くなった隙を突く戦い方が出来なければ勝ち点3は望めない。
3位争いレースにしっかりと食い込んでいくために、3位の山形と5位の京都が勝ち点の潰し合いをする今節は勝ちきりたい。福岡が勝利し、山形が負ければ勝ち点差を2に縮めることが出来るし、京都が負ければ勝ち点差を4にして差をつけることが出来るからだ。
モチベーション的には福岡がやや有利であるが、甲府が吹っ切れて本来のプレーを取り戻すことが出来れば足元をすくわれる可能性がある。福岡サポーターにとって、チームがどんなラストスパートをかけるのかが見所になるだろう。
以上
2004.10.22 Reported by 松尾潤
J’s GOALニュース
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