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【J2:第41節 横浜FC vs 大宮 レポート】勝利した大宮が、次節での2位以内確定に王手をかける(04.11.06)

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11月6日(土) 2004 J2リーグ戦 第41節
横浜FC 0 - 1 大宮 (14:04/三ツ沢/6,109人)
得点者:'17 バレー(大宮)
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 9連勝中と勢いに乗る大宮を前に、横浜FCのリトバルスキー監督は北村知隆のワントップという布陣で試合に臨んだ。もちろん大宮の強さに対する警戒感がベースにあるのだが、それとともに何人かのメンバーの入れ替えが影響していた。

「今日は新しいGKとDFが出場しており、大宮の2人のFWの攻撃を防ぐためにリスクを負いたくなかった」(リトバルスキー監督)

 出場停止の菅野孝憲に代わり、プロとして初めて公式戦のピッチに立ったGK柴崎貴広。そしてケガなどで欠場した2人のレギュラーセンターバックに代わって先発した早川知伸、河野淳吾が統率する最終ライン。守備の要の3人が不在という、横浜FCとすれば厳しい状況の中で、守備的に試合をスタートさせるというのは常識的な采配と言える。ところがそんなリトバルスキー監督のゲームプランを粉々に砕く勝負強さが大宮にはあった。

 前半17分。右サイドの安藤正裕から中央のバレーへとクロスボールが入る。横浜FCの守備陣は、一度はボールを自分のコントロール下に置きかけるが、それを不運な形でバレーに渡してしまう。そこまでならば、ミスのスポーツとも言われるサッカーの試合ではよく見かける光景である。しかし9連勝中だけに、大宮は突然転がってきたそのチャンスをムダにはしなかった。GKとの1対1の場面で、バレーの強烈なシュートが大宮に先制点をもたらした。

「バレーが点を取ってくれたので楽でした。先制点を取れれば、いいペースで試合ができます。今日も落ちついてやれました」(金澤慎:大宮)

 ディフェンシブな立ち上がりで喫した失点が横浜FCに重くのしかかる。大宮の9連勝中の失点はわずかに2点。

 試合開始から横浜FCが試していたのは両サイドの攻略だった。特に右サイドハーフで先発した大友慧がボールを持つ場面では、連動して内田智也が前方に飛び出して行く。精度の高いキックを持つ内田に、できるだけ少ないボールタッチでパスをつなげていれば、チャンスの可能性は大きくなったはず。しかし大友からのパスのタイミングがどうしても1テンポ遅い。その理由の一つは、大宮の選手たちの攻守の切りかえの早い献身的なディフェンスに求める事ができる。そして、その一呼吸の間合いが大宮には守備陣形を整える貴重な時間となっていた。

 リトバルスキー監督は大友に、そのスピードを生かしたサイドアタックを期待していたのだろう。しかし実際には思ったほどの効果が出せなかった。1点を追いかける横浜FCは、52分に北村に代えて城彰二を投入。続く67分の小野信義から杉本倫治への交代の場面で大友をトップに入れて2トップへと攻撃の枚数を増やしている。大宮のフラットな最終ラインを考えれば、この采配は得点の可能性を感じさせるものだった。しかしゴールの可能性を漂わせたのは、奥野誠一郎に「やられたと思いました」と言わせた80分の城のシュート1本だけだった。

 横浜FCは急造の守備陣で大宮を1失点に抑えており、収穫にはなるだろう。しかし、善戦と勝利の間には、乗り越えるべき大きな壁があるのも事実だ。横浜FCは、攻撃面での力強さが欲しい。

 先制ゴールを生み出した安藤が試合を振り返る。

「今日の試合に関しては、2点目を取れなかったところが反省点です」

 ただ、逆に言うと1点という最小得点差のまま、前に出てきた相手を完封した大宮の守備面での安定感は抜群だという事だろう。この試合を勝利し、大宮は3位以内を確定。さらに3位の山形が引き分けた事で、次節の水戸戦を勝利すれば自力で昇格が決まる、という状況になった。

「クラブの歴史が変わるところなので、大宮のサポーターの方だけに限らず、いろんな人に来てもらいたいですね」と述べた金澤慎を筆頭に、大宮の選手たちは口々に大宮で開催される次節への来場を呼びかけていた。

以上

2004.11.6 Reported by 江藤高志
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