11月13日(土)第84回天皇杯全日本サッカー選手権 4回戦 新潟 vs 湘南(18:30KICK OFF/平塚)
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震災の火の粉はサッカー界にまで及んでいた。湘南と新潟の約1年ぶりとなる顔合わせは当初、新潟スタジアム開催が予定されていたが、新潟県中越地震の影響により平塚競技場で行なわれることとなった。
ホームタウンが見舞われた歴史的悲劇に、オレンジ色の軍団のモチベーションは高い。「新潟のために」と、事あるごとに繰り返してきた。
だが震災の影響は、試合会場の変更だけには留まらなかった。公式戦は約2週間遠ざかり、ようやく踏んだ実践のピッチ上にはG大阪に6失点を喫し崩れ落ちる選手たちの姿があった。続く先日の柏戦でも3失点と、守備に不安を抱える状態である。とくに柏戦は、「私が監督として指揮したなかで、J2の試合も含めて一番悪い試合」と反町監督が吐露したほどだった。ボールへの反応が遅く、それが呼び水となりミスを重ねる。選手たちの、強い気持ちとは裏腹に上がらないコンディションをいかに克服するかが、新潟にとって重要なポイントとなる。
急きょ、J1チームをホームに迎えることになった湘南は、上田新監督になってからいまだリーグ戦で勝利に見放されている。だが相手に合わせてフレキシブルに布陣を敷く新体制以前とは異なり、メンバーがほぼ固定され、選手間の呼吸が整いつつある。とくに息の合ってきた柿本、佐野の2トップを頂点に、サイドの高田と坂本、そしてボランチの鈴木が積極的に前線に絡むリズム感のある攻撃は、見ごたえがある。
また、これまでDFラインを引っ張ってきた村山や城定、白井らのケガによる戦線離脱が、上田湘南に新たなオプションを生み出した。FWの切り札として起用されることの多かった戸田がセンターバックに、右サイドバックにはこちらも途中出場でドリブル突破をはかり幾度も流れを変えてきた本来サイドアタッカーの加藤が入る。さらに公式戦前節の山形戦では、FWそしてサイドの攻撃を得意とする石田を左サイドバックに投入した。前線のプレーヤーが最終ラインに入ることで守備力の低下が懸念されたが、戸田は持ち前のフィジカルの強さを活かし、体を張ってゴール前を死守し、加藤も「危機察知能力に優れている」と上田監督も太鼓判を押すほど守備面での活躍を見せた。言うまでもなく、スピードに長けた加藤、石田の両翼が攻撃に転じれば、中盤を追い越して相手ゴールを脅かす鋭利な懐刀となる。
湘南の新たな4バックが相手にする新潟のFWはオゼアス、エジミウソン、ファビーニョのブラジルトリオである。とくにファビーニョはリーグ戦ここ2試合で3得点と、不調の新潟にあって一人気を吐いている。新しいメンバー構成でもっとも危惧される連携さえクリアできれば、新潟の前線、そして中盤をも尻目に、スピードに乗った攻撃で躍動するだろう。
アウェイで戦うこととなった新潟は天皇杯の初戦となるこの湘南戦の勝利を地元に持ち帰るために、そして湘南はようやく手にしつつある自分たちのサッカーを確固としたものにするため、あいまみえる。殊に湘南の選手たちには、結果にはまだ表れていない手ごたえとそこから生じる自信が芽生えているだろう。J1とJ2という公式戦での舞台の差は、天皇杯においては関係ない。万が一、新潟がメンタル面で隙を見せ、あるいは公式戦を見据え飛車角落ちの布陣を敷いたとすれば、確実に上り調子にある湘南に足元をすくわれることになるだろう。
以上
2004.11.12 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
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