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【J1-2nd:第14節 F東京 vs 市原 レポート】お互いに守備でミスが出た一戦は、この対戦では4試合連続の引き分けで終了(04.11.24)

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11月23日(火) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第14節
F東京 3 - 3 市原 (15:03/味スタ/23,422人)
得点者:'2 巻誠一郎(市原)、'6 巻誠一郎(市原)、'24 ルーカス(F東京)、'52 佐藤勇人(市原)、'58 鈴木規郎(F東京)、'81 梶山陽平(F東京)
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 ヤマザキナビスコカップ優勝でついに初タイトル獲得を達成したF東京。だが、リーグ戦はというと第6節浦和戦(1−0)以来、勝利がない。それだけにホームゲーム最終戦となる今節は必勝を期したが、3−3の引き分けに終わって勝利で飾ることはできなかった。
 
 今節は負傷箇所が癒えたDFジャーンがDF増嶋竜也に代わる形でスタメンに復帰。また、前節からはボランチのMF三浦文丈に代わってMF梶山陽平、トップ下のケリーに代わってMF馬場憂太がスタメンとなり、右ウイングのMF石川直宏に代わって出場のMF鈴木規郎が左ウイングに、前節は左ウイングのFW戸田光洋が右ウイングに入った。対する市原は負傷していたDF茶野隆行が今節は間に合わず、出場停止のDF斎藤大輔の代わりにDF結城耕造がストッパーを務めた以外は、前節と同じスタメンとなった。
 
 守備面を修正し「前節で5得点したように市原は勢いがあるので立ち上がりは気をつけるように言った」(原博実監督)はずのF東京だが、いきなりミスから失点してしまう。「例えば戸田のところなどは狙っていた」(坂本)というプランどおり、市原は出足の鋭いプレスでボールを奪いにかかった。前半2分、戸田からボールを奪取したMF村井慎二が左サイドを突破。クロスボールがDFに当たってこぼれたのを見逃さず、FW巻誠一郎が先制点を奪う。その4分後にはDFミリノビッチからのロングパスを受けた巻が切り返しでDFをかわし、2点目をゲット。まさに電光石火の攻撃だった。
 しかし、F東京は意気消沈することなく反撃を開始。前半24分、馬場のヘディングシュートを市原GK櫛野亮がセーブしたあと、FWルーカスが結城に引っ張られて倒れ、PKを得る。これをルーカスが自ら決めて1点差となると、その後は互いに攻め合う。F東京を突き放したい市原は、前半ロスタイムに巻がヘッドで落としたボールからFW要田勇一がシュートを決めたかに見えたが、オフサイド。市原が2−1とリードして前半が終了した。
 
 ハーフタイムには原監督が「試合の入り方に気をつける」と改めて指示したが、後半7分、MF阿部勇樹のパスがDFに当たってこぼれたのを拾ったMF佐藤勇人に豪快なシュートを決められてしまう。さらに苦しい展開となったF東京だが、その直後に戸田に代わって入った石川の前へ前へと仕掛けるプレーが試合の流れを変える。次第に市原をゴール前に押し込んでいったことで、前半は市原に拾われていたルーズボールを拾って攻められるようになったのだ。後半13分、F東京はペナルティエリア前の左サイドから中央へ短いダイレクトパスをつなぐ。MF今野泰幸のシュートが結果的にルーカスへのパスとなり、ルーカスからパスを受けた鈴木が押し込むようにしてゴールを奪った。
 F東京が石川、そして後半18分に鈴木に代わって入ったFW阿部吉朗と、スピードで守備網を突破できる選手をベンチに置いていたのに対し、スーパーサブのFW林丈統や得点力の高いMF山岸智を負傷で欠いた市原は、チームを前へ引っ張っていける選手がいない。そのためオシム監督は要田に代えてMF中島浩司を入れ、村井を前目に上げてプレーさせることで攻撃の活性化を図ろうとした。しかし、全体的に下がってしまったままでF東京の勢いを止められないため、マイボールになっても攻め手の人数が少ない状態の前線に放りこんでしまう形が多く、確実に攻撃を展開することができなかった。
 後半のシュート数は市原の3本に対して10本という数字が示すとおり、猛攻を仕掛け続けたF東京。後半36分、石川のシュート気味のクロスボールをGK櫛野が弾き、そのこぼれ球を梶山がシュートして、F東京がついに同点に追いつく。だが、ロスタイムの攻撃も実らず、試合終了。リーグ戦の対戦では4試合連続の引き分けとなった。
 
 試合終了後のセレモニーの挨拶で思わず原監督が「次節や天皇杯では失点してから点を入れるのではなく、最初から点を入れるようにします」と話したが、F東京は修正を図ったはずの守備がミスによって崩れたことが悔やまれる。だが、得点力不足に苦しんでいただけに、この試合の3得点は評価できるだろう。
 一方、前半にリードしながらも引き分けてしまった市原。「守れなかったら勝てませんよね」と坂本が話したように、前節に続いて得点では結果は出せたが、守備時の集中力の欠如が大きかった。両チームともイージーミスの怖さを痛感した引き分けだったに違いない。

以上

2004.11.23 Reported by 赤沼圭子
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