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【天皇杯5回戦:東京V vs 名古屋 プレビュー】共に主力を欠く満身創痍同士の対決。同カード3連勝中の東京Vが優勢か?(04.12.11)

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12月12日(日)第84回天皇杯全日本サッカー選手権 5回戦 東京V vs 名古屋 (13:00KICK OFF/豊田ス)
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 リーグ戦が終わり2週間。この間には来季に向けた契約交渉が始まり、チームによっては新体制発表が行われ、チームを離れることが確定している仲間もいるし、来週には第一回のトライアウトも行われる。すでにストーブリーグに点火されている。天皇杯5回戦が行われる12月の2回目の日曜日とはそういう時期だ。元旦の国立という夢にはまだ若干遠く、既に敗退したチームのようにオフに入ってしまうにはまだ早い。それでも、リーグ戦ではない1発勝負のトーナメント戦。微妙なモチベーションで2週間を過ごしたのか、それともここに向けしっかりしてきたのか、試合を見れば明らかになる。

 思い起こせば、ほぼ1年前の12月20日。通常と違うカラーのボールで戦わねばならないほどの大雪の中での天皇杯4回戦。東京Vと名古屋の対戦は1-0で東京Vが勝利している。その勝利から今季のリーグ戦2試合と東京Vが3連勝している。東京Vの中核小林慶は言う。「今ちょうどベテランと若手のバランスがとれている。一番上の林くんで32歳。若手では(小林)大悟、相馬、平本も調子がいい。このメンバーでできる一番いいサッカーができる時期。なんとしてもタイトルが欲しい」

 今季ファーストステージ、セカンドステージ、そして年間順位もすべて9位という半端な順位に終わった東京V。それだけなら、(残念ながら)例年と同じなのだが、今年は違った。ナビスコカップで準決勝までいった。優勝したF東京に延長戦の末、惜しくも敗れはしたが、退場者を出した後の3点差を追いついたこの日の戦いはその後のリーグ戦に自信をもたらした。「あの試合が僕らのターニングポイント」という小林大のコメントにもうなずける。「名古屋戦に勝たないと次は見えてこない」とその小林大は言うが、次=決勝という気持ちで一気に勝ちあがりたいところ。

 気掛かりはケガ人の多さ。去年の天皇杯名古屋戦。89分左サイド平野のロングボールから桜井がキープし豪快なミドルシュートでの1点が決勝点となった。その平野と、桜井の二人を共に11月20日鹿島戦で負ったケガで欠く。加えてトップ下での先発が予想された玉乃もふくらはぎに違和感を訴えた。この2週間は「ケガ人が多く紅白戦もできなかったから、とにかくケガをしないようにと言われて練習してきた」と選手は口を揃えた。前日もセットプレーの確認さえ行わず、ボールゲームとサッカーバレーで約90分で練習を終えた。「練習が軽かったから明日90分で息があがっちゃうかも」と、平本は冗談めかして言うが意外に大きな不安要素かもしれない。

 一方名古屋も同じく主力を欠く状態。すでに帰国したウェズレイに続き、マルケスも脱落。試合2日前になっても11月20日浦和戦で痛めた右足すねが治らず、ピッチに立てない状態。チームの得点源として合計27点をたたき出した二人の不在は大きすぎる。名古屋にとってこの外国人二人を欠くことは、もしかしたら東京V平野、桜井を欠くことよりも大きな痛手、かもしれない。しかしながら若手には大きなチャンスが訪れることになった。代わってU-19日本代表候補の豊田、平林の2トップが予想される。彼等がチャンスを活かすことで、チームに勝利が訪れる。

 共に痛手を負いつつも、得意意識のある東京Vがやや優勢か。しかしながら名古屋には天皇杯ながらホーム豊田スタジアムで試合が開催されるというラッキーもある。5回戦唯一のJ1同士の対戦、元旦の国立を目指す熱い戦いを期待したい。

以上

2004.12.11 Reported by 了戒美子
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