5月1日(日)J1 第9節 浦和 vs 名古屋(14:00KICK OFF/埼玉)
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「1勝3敗4引き分け、勝ち点7の17位」。これが2005年J1第8節終了時点の浦和レッズの成績である。開幕前は優勝候補筆頭に挙げられていた彼らにとって、信じられない数字としか言いようがない。それでも救いなのは、今季からJ1が1シーズン制になったこと。残りはまだ26試合もある。今季セリエAでも、開幕ダッシュに失敗したACミランが終盤になって独走していたユベントスに追いついた例がある。ミランは今ではスクデットをめぐって激しいデットヒートを繰り広げているのだ。実際、長いリーグ戦は何が起こるか全く分からない。明日からは5月。開幕から2ヶ月間の悪い流れを断ち切り、本来の<浦和らしさ>を取り戻すしかない。
とはいえ、ここまでの戦いを冷静に振り返ってみる必要はある。初タイトルを獲得した昨年2ndステージ(15試合通算)は総得点40で総失点15だった。1試合平均では2.6点を取り、失点を1以下に抑えていたということだ。ところが今季(8試合通算)は総得点が10しかないのに、総失点が11にも上っている。「手堅く守って爆発的な攻撃力で勝つ」という浦和の<勝ちパターン>が崩れてしまっている厳しい現実が、このデータからもハッキリと分かるのだ。
28日の前節、ジュビロ磐田戦(静岡)も今季の苦悩を象徴するようなゲームだった。シュート数は23対7。浦和は前半から押しまくり、エメルソンや田中達也が立て続けにシュートを放つ。が、どうしても1点が奪えないでいる一瞬のスキを突かれ、前田遼一にワンチャンスで先制されてしまう。前半終了間際の永井雄一郎の同点ゴールは豪快だったし、後半に入ってからの猛攻も見る者を痺れさせた。が、後半40分に中山雅史にPKを決められた。ブッフバルト監督の苛立ちは頂点に達したが、ここで終わらなかったのが浦和復調の証拠だろう。後半ロスタイムにエメルソンが猛烈なスピードで茶野隆行をぶっちぎり2点目をゲット。なんとか勝ち点1を確保したのである。
この試合を見る限りだと、攻撃陣は徐々に勢いを取り戻しつつある。エメルソンはペナルティエリア内に入って勝負する回数が増えたし、田中達也もシュートをGK正面に当てているだけで動き出しのタイミングや裏を取る動きにキレがある。永井にしても単にチャンスメークだけでなくシュートの意識を強く見せるようになった。長谷部誠のスルーパスにも冴えが見られるし、鈴木啓太の運動量にも全く問題はない。
それでも「決定力」には課題がある。シュートを打ちまくっても、得点が入らないと、チーム全体に焦りや苛立ちが募る。結果として自滅の道を歩んでしまうのだ。昨年のナビスコカップ決勝にしても、サントリーチャンピオンシップにしても、「浦和を焦らす」という相手の術中にはまった印象が強い。そんな事態に陥らないためにも、前半の早い時間帯に1点が欲しい。先手さえ取れれば、浦和は簡単に負けるチームではないのだ。
守備陣の状況も気がかりだ。今季の無失点試合は唯一の勝利を挙げている第6節・F東京戦だけ。開幕戦で退場処分を受け、その後は右足首痛を訴えているアルパイ、左ソケイ部を痛め全治4週間と診断されたネネなど、このところ外国人DFたちがコンスタントに活躍できていない。代わってピッチに立っている坪井慶介、内舘秀樹らもやや不安定さが垣間見える。「今年はシーズン開幕から同じメンバーで戦ったことがない。これだとどうしても連係面は厳しくなる」とブッフバルト監督も嘆く。長いリーグ戦を勝ち抜くためのベースはやはり安定感ある守りだ。明日も磐田戦とメンバー入れ替えを余儀なくされるが、目下2位につけている名古屋の攻撃を封じることで、自信回復への新たな一歩を踏み出したい。
明日の浦和の予想スタメンはGK都築龍太、DF(右から)坪井、田中マルクス闘莉王、内舘、右サイド・山田暢久、左サイド・三都主アレサンドロ、ボランチ・鈴木、長谷部、トップ下永井、FW田中、エメルソンの3−4―1−2。対する名古屋はマルケスが出場停止。代わって売り出し中の杉本恵太が先発すると見られる。予想イレブンはGK楢崎正剛、DF(右から)古賀正紘、秋田豊、角田誠、右MF山口慶、左MF中谷勇介、ボランチ・吉村圭司、クライトン、2列目・本田圭祐、中村直志、FW杉本の3−4−2−1だ。
前節も5ゴールを挙げるなど、名古屋の攻撃陣は非常に好調だ。特に鋭いドリブルを武器とする中村直志、ルーキーの本田は要注意だ。浦和としては彼らを確実に封じるところから全てが始まる。名古屋も前節に4失点を喫するなど守備には懸念材料を抱えているだけに、そこをしっかりと突きたい。ここで名古屋を撃破すれば、17位という不本意なポジションからも抜け出せる。明日の試合を浦和の<5月旋風>のスタートにしたい。
以上
2005.04.30 Reported by 元川悦子
J’s GOALニュース
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