4月30日(土) 2005 J2リーグ戦 第9節
草津 0 - 2 鳥栖 (14:00/群馬サ/3,043人)
得点者:'5 八田康介(鳥栖)、'15 奈良崎寛(鳥栖)
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選手の特徴的なプレーが随所で見られた鳥栖と、個性が発揮されるシーンが少なかった草津。それが、そのままゲームの結果に結びついた。
発表された両チームのメンバー表には、今週に新加入が決まった左サイドバック高地(鳥栖)、FW樹森(草津)、センターバック齋藤(同)の新加入3選手の名前があった。合流して間もない選手が、いきなり先発に名を連ねたということが、双方のひっ迫した台所事情を如実に表していた。特に、C大阪から期限付き移籍した齋藤がチームに合流したのは、昨日(29日)のことだった。
「立ち上がりが…」。試合後、草津の選手たちのコメントの冒頭は、開始早々に失点した前節・仙台戦と全く同じものだった。前半わずか5分、鳥栖の最初の右CK。最も集中しなければならない場面で、またしても草津のマークが緩み、DF八田にヘッドでの先制ゴールを許す。草津は、前線でFW樹森がキープしゲームを作りつつあっただけに、出鼻をくじかれた格好だ。「失点してバタバタしてしまった」(手塚監督)。15分には左サイドを鳥栖の右サイドバック・奈良崎に簡単に突破され、そのまま2点目をぶち込まれる。鳥栖は、その後も安定しない草津の守備の裏を取っては、FW新居を軸に鋭い攻撃を繰り返した。
アクシデントが起きたのは43分。草津はDF齋藤が左足首に負傷を負い、交代を余儀なくされる。急造のDFラインは前半で2失点。齋藤は能力の高さを見せたものの、手塚監督のギャンブルは結果的に失敗に終わった。試合後、仲間に背負われてスタジアムを後にした齋藤のケガの状態も気懸かりだ。
ハーフタイムに手塚監督から「喝」を入れられた草津は後半、中盤でボールをつなぎ、ゴールへ迫るが、決定機を作り出すことができずにゴールネットには届かなかった。「センタリングを上げられても、人数がいたので落ち着いて対応できた。草津はゴール前でいいパスを出していたが、ミドルシュートがなかったので、キーパーとしては楽だった」と、鳥栖の守護神・シュナイダー潤之介。草津は、攻撃にもうひと工夫が必要だった。
鳥栖は、MF飯尾が草津のトップ下・山口を忠実にマーク。草津の攻撃の芽を摘むことから入り、少ないチャンスを確実に決めた。攻守の切り替えが早く、相手を常に2、3人で囲む場面が目立った。守備では一人一人が責任ある仕事をまっとうした。2点目のゴールを挙げた奈良崎は思い切りの良さが吉と出た。また、得点こそ奪えなかったが、松本監督が「FWの軸として期待に応えた」と賛辞を贈った、新居のキープ力や展開も印象的だった。
樹森、吉本の2トップという新布陣で臨んだ草津は、山口、高須、小久保と足元の技術が高く、キープできる選手を前線に揃えた。華麗なワンタッチプレーで、再三に渡り、サイドをえぐるシーンも見られたが、ゴール前ではアイデア不足だった。また、シュート数も鳥栖の7本に対して6本と、ゴールを襲う迫力に欠けていた。「シュートできる場面で周囲を見てしまった」と吉本も消極的だったことを認めた。攻撃のバリエーションがないのは、小柄で似たタイプの選手が多く、「高さ」や「強さ」そして「速さ」といった特徴がないことも影響しているだろう。今後は、しだいに見えつつある骨組みに、ゴールを奪うための仕掛けを埋め込んでいく作業が必要となる。9節までにわずか5得点(リーグワースト)で、現在、3試合連続無得点は深刻な状況。その作業が進まなければ、他クラブの「背中」が完全に見えなくなりかねない。
以上
2005.04.30 Reported by 伊藤寿学
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第9節 草津 vs 鳥栖 レポート】試合を決めたのは選手の個性。3試合連続無得点の草津は、ゴールを奪うための『仕掛け』が必要。(05.04.30)
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