4月30日(土) 2005 J2リーグ戦 第9節
福岡 0 - 0 京都 (14:04/博多球/10,239人)
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序盤から激しくぶつかり合う展開を見せた試合は、39分にアレモンがボールのないところで宮本を押し倒して一発レッドカード。その後は、前がかりになって攻める福岡と、守りを固めてカウンターを狙う京都という図式で試合が進んだが、結局、互いに一歩も引かないままに90分が経過。第1クール最大の注目カードは、勝ち点1を分け合う形で試合終了のホイッスルを聞くことになった。引き分けはお互いにとって悪くはない結果。しかし、その内容は、両チームのこれまでの戦いを象徴するような内容でもあった。
福岡はアグレッシブな守備で京都に挑んだ。中盤の高い位置からプレッシャーをかけ、中央にボールを受けに来るアレモンは、両センターバックがファールも辞さないプレーでつぶした。その反面、攻守の切り替えが遅く、また、不注意なプレーから、みすみすピンチを招くことも。「攻守の切り替えだとか、アラートさという面でレベルを上げていかないと、きちんと勝てるチームにならない。前半は不満足」と松田監督は試合を振り返った。
京都が10人になってからは、ボールを支配して前がかりになって攻め続けたが、今度はゴールが決められない。後半開始から太田を投入。中盤をダイヤモンドにして何度もゴールチャンスを迎えたが、それでもゴールは遠い。5分間のロスタイムの2つの決定機にもゴールネットを揺らせなかった。負けてはいないけれどディシプリンに欠いたプレーが顔を出し、決定機は作るけれども決めきれない。これまでの試合でも見られた課題が改めて浮き彫りになった試合だった。
対する京都は、福岡のアグレッシブな守備に戸惑いを見せながらも、次第にアレモンとパウリーニョが存在感を発揮。さあここからという局面でアレモンが不必要なプレーで退場処分に。決して、いい流れではなかった。しかし、ここから見事なまでの堅守を発揮する。シーズン開幕当初は不安定な守備が課題とされていたが、最近3試合での失点は0。この試合でも局面での身体を張ったプレーが福岡にゴールを許さなかった。
攻撃面での迫力は満点だが守備面でバランスを欠いていた京都は、戦いながら、勝ち点を積み重ねながら、体制を整えてきた。3試合連続無失点中という守備が本当の力になるかどうかは、この試合の成否にかかっていたといっても過言ではない。そんな中、1人少ないという条件の中で福岡の攻撃陣を抑えきったことは大きな自信になったはず。「まだまだたくさんのゲームがありますけれども、このゲームはうちのチームにとって非常に大きなゲームだった」。柱谷監督は満足そうに試合を振り返った。
いつもの課題が顔をのぞかせた福岡。試合を重ねる中で勢いを本物の力に変えつつある京都。両チームの間にある勝ち点6の差は変わらなかったが、その意味するものは若干の違いがあったようだ。しかし、まだ10試合が終わったばかり。この日の結果が、これからの戦いの全てを決定付けるわけではない。大切なのは、これからの戦いに今日の結果をどう生かしていくかだ。
「福岡は松田監督が3年間、時間をかけて作ってきたチームですから戦術的にも安定していますし、力のあるチームだなと思います。昇格争いの相手になるのは間違いない」(柱谷監督)
「非常に堅いチーム。堅守速攻のチームだなということです。それはもう勝つことに徹しているチームだし、そういうチームを、人を集めることで作ったチームだなということを、すごく感じた」(松田監督)
互いに昇格争いの最大のライバルであることを認め合う相手同士。次の対戦では、また激しい戦いが繰り広げられるはず。それまでに、どこまでチームが変貌を遂げているのかが楽しみだ。
以上
2005.04.30 Reported by 中倉一志
J’s GOALニュース
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