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【J1:第9節 大分 vs F東京 レポート】ブラジル人コンビ活躍の大分がホームで白星。F東京は5連敗で泥沼から抜け出せず(05.05.02)

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5月1日(日) 2005 J1リーグ戦 第9節
大分 2 - 1 F東京 (14:03/大分ス/26,218人)
得点者:'71 マグノアウベス(大分)、'80 ドド(大分)、'83 栗澤僚一(F東京)
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大分が「先制した後、逆点される」という「トラウマ」を克服し、再び勝利の風を呼び戻した。ホームで2連勝。これで順位も10位にあがった。

前半はF東京のペースだった。日本代表のDF加地が5試合ぶりに復帰し、右サイドのMF石川とのコンビも良く、積極的な攻撃を見せた。その加地のクロスからの戸田のヘディングシュートや、石川のバーに弾かれたシュートなど決定的なチャンスは何度もあった。しかし、大分の手堅い守りに阻まれ、次第流れは大分に。

「まずはサッカーは守備が大事。バランスを考えてまずは守備重視にした」試合後の会見で皇甫官監督が語ったように、大分は先制しながらも逆転されるという悪癖を治すため、それぞれの選手が守備の意識を高く持ち、徹底させた。
「まずは相手のセンターを抑えるため背の高いボランチ(パトリック、小森田)を置き、相手の右サイドの起点を潰すため、後半から吉田を左サイドにチェンジさせ、加地のマークにあたらせた(皇甫監督)」
また、センターバックの深谷は「今まではラインを揃えようと意識しすぎて、かえってバラバラになってしまってしたが、今回はラインは揃わなくていいから、しっかりカバーリングしようと心がけたのがよかった」と話す通り、それぞれが自分の役割に集中することで流れは大分側に変わった。

そのきっかけを作ったのがブラジル人コンビだ。後半26分、DF柴小屋のロングパス受けたFWドドが中央突破し、FWマグノ アウベスとのワンツーでシュート。これは相手DFにカットされたが、マグノ アウベスがこぼれ球をすかさず拾い先制。次いで35分、カウンターからドドとマグノ アウベスがパスをつなぎ、2点目をドドが決めた。
38分には直接FKでF東京のMF栗澤に1点を献上してしまったものの、そのまま逃げ切り2‐1で勝利を奪い取った。これで先制してから逆転されるという悪いジンクスは断ち切った。

一方、前半たくさんのチャンスをものにできなかったF東京はこれで5連敗。順位は14位に転落。今季初先発のDF鈴木規郎の右肩脱臼やFWルーカスの左足首の捻挫は指揮官・原監督にとって痛い誤算だ。「予想外のアクシデントで戦術的というよりもケガ人の対応に追われてしまった。少しずつ歯車がズレてしまった。なかなか手を打つことが出来ない。なんとかして悪い流れを自分たちで乗り越えなければならない」F東京の状況は、この原監督の会見での言葉に集約されているだろう。
しかし、次節5月4日の試合まで「中2日」と時間もない。歯車を噛み合わせるためには気持ちを切り替えるしかない。


以上

2005.05.02 Reported by 森田みき
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