5月1日(日) 2005 J1リーグ戦 第9節
東京V 1 - 1 横浜FM (19:04/味スタ/18,133人)
得点者:'7 ワシントン(東京V)、'57 那須大亮(横浜FM)
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J1 第9節で唯一のナイトゲームとなった味の素スタジアム。どんよりとした厚い雲に覆われ、今にも降り出しそうな天候ではあったが、ゴールデンウィーク真っ只中の好カードという事もあり18,133人の観客が詰めかけキックオフの瞬間を待っていた。
ゴール裏を陣取る両サポーターからは既に熱のこもったコールが響き渡り、互いに譲れない一戦であることを誇示する。このカードを「我々にとってのダービー」と表現したのは東京V・アルディレス監督だが、過去我がチームを率いていたその名将の名前がアナウンスされると、横浜FMサポーターはひときわ大きなブーイングをもってその気持ちに応えた。
試合は開始2分に横浜FM・上野がシュートを放てば、すかさず東京V・相馬が左サイドの突破を図る、という黄金カードらしい試合展開を予感させる立ち上がりとなった。
そして早くも7分、ゲームが動く。東京V・山田がうまく相手に当ててCKをゲット。キッカー・小林大悟が入れたボールは中でDFをかわしたワシントンの足元にぴったりと収まり、そのまま右足で叩きつけるようにシュート。これがネットを揺らし、東京Vがあっさりと先制点をモノにした。
しかしこの先制点が生まれてから、互いになかなか決定的なシーンを作れない時間が続く。東京Vはワシントンのドリブル突破や平本のヘディングシュートがあり、横浜FMはドゥトラや坂田のシュートなど、共にノーチャンスではなかったが、「決定的な」という意味では前半合わせて2、3回。
東京Vは、前節の名古屋戦での5失点を踏まえ、「守備から」という意識を徹底。攻撃のキーマンであるMF相馬でさえ「今までは攻撃8割、守備2割のプレーだったけど、今日は攻撃4、守備6くらいの意識(相馬)」なのだから、失点に対しどれだけ警戒を払っていたかがうかがえる。その守備意識の高さからいつものような「流れるようなサッカー」ではなかったが、それでも前半は東京Vが内容で上回っていた。ハーフタイムには「ナイスプレーだった」とアルディレス監督から選手へのねぎらいの言葉が出ている。
対する横浜FMは前半、サイドを使って攻撃の形を作るもいい形で前線にボールが入らなかった。試合後選手達は「この連戦で、いろんなプレーの精度が落ちている(FW大島)」、「1対1で抜くとこが抜けなかったり、センタリングで腰がキレなかったり(MF田中)」と、過密日程で蓄積された疲労の影響を口にしていた。その影響は特に「キレイなサッカー、うまいサッカーをしようとしていた前半(岡田監督)」にあったようだ。
逆に後半、「完全にうちのペースだった」と振り返ったのは横浜FM・田中。ハーフタイム、岡田監督は「早めに前に(ボールを)入れていこう」と指示。シンプルに攻めにくる横浜FMに対し、東京Vは前半以上に守備的になる。
MF平野は「本当は守備から攻撃に転じるというつもりだったけど、守備で疲れて上がれなかった」と話したが、東京Vは実際運動量が落ち、前線の選手は孤立する形となった。
そして57分、横浜FMに同点ゴールが生まれる。左CKからMF那須がヘディングでぴたりと合わせ1‐1、試合は振り出しに戻る。
さらに横浜FMは69分、移籍後初出場となるMF山瀬を「チャンスがあればどんどんシュートを打っていけ(岡田監督)」という言葉とともにピッチに送り、勝ち点3の望みを託す。「横浜FM」の一員として7ヶ月ぶりのピッチに立った山瀬は、安貞桓とのパス交換からゴール前に走りこむなど見せ場を作るが、しかし結局得点には至らず。東京Vも84分、玉乃を投入しリズムを変えにかかるが、こちらもノーゴール。
「伝統の一戦」は勝ち点1を分け合い幕を閉じた。
試合後、両監督は揃って「満足している」という言葉を口にした。過密日程、けが人を抱えているという状況を考えれば、両チーム共に「負けなかった」事に大きな意味があるだろう。ただ、この結果で横浜FMは9位に、東京Vに至っては15位に再び順位を落としてしまった。シーズンは長いとはいえ、上位にこれ以上離されると厳しくなる。
中2日でやってくる次のゲームまでに、どれだけチームを取り巻く状況が好転するのか、懸念材料は多い。
以上
2005.05.02 Reported by 高木聖佳
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第9節 東京V vs 横浜FM レポート】「伝統の一戦」は1‐1のドロー。勝ち点1を分け合う結果に。(05.05.02)
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