5月4日(水)J2 第10節 仙台 vs 山形(16:00KICK OFF/仙台)
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ゴールデンウィーク真っ只中のこの日に、東北を二分する最高のエンタテイメント。ハズレなしの大一番、仙台vs山形のみちのくダービー1stラウンドである。
序盤に昨年同様つまずいた仙台だったが、まるでダービーに帳尻を合わせるがごとくチーム状態を急上昇させている。湘南を終始圧倒し続けた前節の内容は、ある意味、衝撃的ですらあった。
高い位置のDFラインに支えられながら、中盤の前目で積極的にボールを奪いに行き、速攻。前節、このチームコンセプトの中で攻守において核となったのは、右に清水、左に梁という両サイドハーフだった。守備の局面では自ら積極的に前からボールを奪いに行くことで強烈なプレスの先鋒となり、ボール奪取の勢いそのままに前線になだれ込んでいく。前半は清水が躍動することで右サイドを制圧(それにより、坂本を擁する湘南の左サイドはほぼ沈黙を余儀なくされた)、一方後半では左サイドの梁が落ちない運動量で1ゴール1アシスト。
そして何より、前線の選手が期待に応えられるようになったのも大きい。大柴が2ゴールをあげれば、シュウェンクもゴールこそなかったが、危険な動き出しには得点の匂いが漂っていた。さらに萬代、ユース出身のルーキー大久保など、ゴールに飢えた血気盛んな若手も控えている。良い形でボールさえ供給できれば前線がしっかりと仕事をしてくれる。そうとわかれば「ボール狩り」に向かう足も弾むというものだ。
チームが良い循環で回り始めた仙台。過密日程気味のゴールデンウィークだが、前節の良いイメージを継続したい仙台にとっては「連戦、願ったり」という状況だろう。
逆に山形は前節、守備的に戦った水戸相手の敗戦で、現時点での弱点が露呈した感がある。10節前後となれば、開幕から好調を続けているチームが周囲から研究され始め、若干小休止気味になる時期でもあるが、今の山形はまさにそれかもしれない。
右サイドでの爆発的なスピードと、そこから一気に持ち込むフィニッシュワークで、開幕から山形を引っ張ったルーキー佐々木。しかし水戸戦では、しっかりと人数をかけて自陣深く引いて守り、スペースをひたすらに消しにかかった相手に苦労した。
そして前節の戦いでもう一つ気になるのが失点の場面。おそらく相手がサイドのスペースを消してくるのは、知将鈴木監督ならばお見通しだったのだろう。こうした状況下で山形はたびたび、小原、臼井の両サイドバックを中盤の位置まで上げ2バック気味にし、同じように人数をかけることでパス交換によってサイドを崩そうとする意図が見えた。しかし、その時点でのパスミスから一気にカウンターに持ち込まれ失点した。「サイドのスペースを消された時の対策」を、まだ完全に自分たちのものとして体得していない姿が垣間見える。前節からのあまりにも短いインターバルで、この点は改善できたのだろうか。
とはいえ、万が一スペースが開いた時の破壊力は錆び付いていないはず。仙台は前節、中盤が積極的なプレスのため片サイドに流れた際に逆サイドに振られ、広大なスペースでサイドバックが1対1の守備を強いられる場面があった。闘牛ではないが、プレスの圧力を引き付けた上でピッチ上を「迂回」することで、再び佐々木が光り輝くこともある。
と、このように両チームとも、得意の形を持っていることは確か。自分たちの形で、どちらが最初に一太刀を浴びせるか。そこからゲームは加速していくに違いない。
席種によってチケットは完売。既にキャパシティーの大半が埋まっているという一部報道もある。四角く覆う屋根の下、人の密集が生み出す異常なテンション…昇格直前、そしてJ1の頃のあの熱狂が、久しぶりに戻ってくる予感がする。「人の感情を増幅させる装置」としての機能を、おそらく明日の仙台スタジアムはフルポテンシャルで発揮して、プラチナチケット片手に訪れるサポーターを包むだろう。
天気予報も晴れ一色。お膳立ては揃った。最高の環境の中で、第一ラウンドの幕が上がる。
以上
2005.05.03 Reported by 佐々木聡
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第10節 仙台 vs 山形 プレビュー】みちのくダービー1stラウンド。最高の環境で相まみえる両チームの結果は…。(05.05.04)
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