7月6日(水) 2005 J1リーグ戦 第14節
大宮 0 - 2 磐田 (19:06/熊谷陸/7,436人)
得点者:'13 西紀寛(磐田)、'51 カレンロバート(磐田)
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「今日みたいなサッカーじゃ降格してもおかしくない。相手がジュビロでなくて、同レベルのチームだったとしても勝てない」と敗れた大宮アルディージャの久永辰徳は悔しさをむき出しにした。序盤は主導権を握った大宮だったが、西紀寛のFKで失点してリズムを失い、結局はJリーグでの実績と経験に勝るジュビロ磐田に完敗を喫する形となった。今季J1初参戦ながら奮闘している三浦俊也監督も、この日ばかりは「守備をしている時はある程度通用しても、ボールを奪わなければいけない状況になるとまだジュビロとは差がある」と認めざるを得なかった。
J1第14節・大宮対磐田の一戦が6日・19時から熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われた。ここまで5勝5敗3分の勝ち点18と全く同じ数字で並んでいた両者。しかし結果的には日本代表経験者をずらりと揃える磐田が2-0で完勝。格の違いを見せつけた。
時折、小雨の降る梅雨時らしい天候となったこの日。キックオフ時の熊谷は22.9度と気温は低めだったが、湿度が83%と高く、選手にはかなりプレーしづらい環境となった。それでも上位浮上を狙う両チームとしてはどうしても負けられない。
大宮の先発はGK荒谷弘樹、DF冨田大介、トニーニョ、奥野誠一郎、三上和良、ボランチ・片岡洋介、ディビッドソン純マーカス、右MFトゥット、左MF久永、FWクリスティアン、桜井直人の4-4-2。左太もも大腿部を痛めて欠場した藤本の代役には久永が入った。対する磐田はGK川口能活、DF鈴木秀人、田中誠、茶野隆行、ボランチ・福西崇史、服部年宏、右MF太田吉彰、左MF村井慎二、トップ下・西、FW中山雅史、前田遼一の3-5-2である。
立ち上がりは大宮ペースだった。2列目で新境地を開拓しつつあるトゥットが積極的に飛び出し、久永も裏を狙う意識を見せるなど、サイドで主導権を握った。開始5分にはマーカスがシュートを放つなど、いい出足を見せた。だが13分、磐田は福西の突破から得た直接FKを西が蹴りこみ、いきなり先制。「この1点を境にリズムが大きく変わってしまった」と三浦監督も悔やむ1点だった。
ギクシャクした流れに追い討ちをかけたのが21分の冨田の負傷退場。ベンチには右サイドバックをこなせる斉藤雅人がいたが、三浦監督は「まだ時間帯が早かったんで攻撃的に行きたかった」と思い切って鈴木将太を抜擢。彼を右MFに置き、トゥットを左MF、久永をボランチ、片岡を右サイドバックに動かすという布陣変更を行った。が、これが裏目に出てしまう。「いきなり3人がポジションを替わることになって後手に回ったのは事実。トゥットも自分もサイドで起点になっていたから、もう少しあの位置でプレーしたかった」と久永も残念そうに話した。
結局、前半は磐田1点リードで終了。大宮は「まだ1点なんだから慌てる必要はない」と再度、意思統一を図って後半を迎えた。しかしこの日、采配がズバリ的中したのは磐田・山本昌邦監督のほう。前半45分間にわたって裏を取る動きで相手守備陣を脅かしていた中山を下げ、後半頭からカレン・ロバートを投入したのだ。先月のワールドユース選手権(オランダ)で屈辱を味わった若きストライカーは6分、同じ市立船橋高の先輩・西からのスルーパスを受け、マークを外して見事に左足シュートを決めた。瞬く間の追加点に指揮官もしてやったりの表情を浮かべた。
この後も8分に福西、11分にカレンが決定機を迎えた。特にカレンのシュートはGK荒谷と完全に1対1になったが、彼は狙いすぎて正面に蹴ってしまった。これには「もっと決められるチャンスはあった。若い選手にはこれを糧にしてほしい」と山本監督も苦言を呈するしかなかった。
それでも後半開始早々の2点目は大宮に十分すぎるダメージを与えた。「大宮は最後の粘りがあるチーム。それが怖かった」と山本監督は話したが、大宮にとってかつての常勝軍団相手の2点差は重すぎた。クリスティアンも「2点目入ってから戦う気持ちが少し薄れてしまった」と反省の弁。大宮は前半1本、後半2本と合計3本のシュートしか打つことができずに敗れてしまった。
この日は先制点と冨田の負傷でリズムを失った大宮。中盤でアクセントをつけられる藤本欠いたことで攻撃の形を作れなかったのも痛かった。とはいえ、試合は続く。次節は東京ヴェルディ1969から7点をもぎとった浦和レッズとの埼玉ダービーを迎えるだけに、短期間でチーム建て直しを図るしかない。一方の磐田は久しぶりに彼ららしい「人とボールの動くサッカー」が実践できた。キャプテン服部も「いい形の守備から攻められていい内容だったと思う」と満足そうな様子だった。これで順位も6位に上昇。いよいよ上位追撃態勢に入りそうな勢いだ。
以上
2005.07.07 Reported by 元川悦子
J’s GOALニュース
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