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【J2:第21節 草津 vs 福岡 レポート】福岡はワーストゲームで貴重な勝点3。敗れた草津は、若い才能の発見が大きな収穫。(05.07.14)

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7月13日(水) 2005 J2リーグ戦 第21節
草津 1 - 2 福岡 (19:05/群馬陸/7,314人)
得点者:'29 グラウシオ(福岡)、'50 吉本淳(草津)、'75 田中佑昌(福岡)
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 試合開始前、メンバー表が配布されたとき、草津の番記者からは、ちょっとしたどよめきが起こった。控え選手の中に、サテライトから昇格したばかりのDF柳澤と高卒ルーキーMF後藤、そして、草津が特別指定選手として登録した前橋育英高3年のFW反町の3人の名前があったからだ。草津はこの「カード」を手元に、福岡に挑んだ。

 ゲームは、福岡が押し込むという大方の予想に反し、開始からほぼ互角の展開。草津は、福岡のサイドを警戒し、DFラインを積極的に上げハーフライン付近に福岡を閉じ込める。「始まってすぐに厳しい展開になる感じがした」と福岡・松田監督。攻め倦む福岡に対し、草津は15分過ぎから山口、鳥居塚を起点に軽快なカウンターを繰り出しゴールに迫る。

 リズムがつかめなかった福岡だが27分にグラウシオがアレックスとのワンツーでゴール前まで抜け出すと、草津のラインが下がり目に。その矢先、中盤でセカンドボールを拾ったグラウシオへのプレスが遅れる。わずかな隙を見逃さずに放ったミドルシュートがネットを揺らす。「ラインが押され、プレスがかからなかった」(籾谷)。しかし、草津も引き下がらなかった。後半開始早々の50分。樹森からのラストパスを受けた吉本が落ち着いて流し込み、同点に。その後、草津に2度の超決定機が訪れる。52分の吉本、そして65分の山口のヘッド。これが決まっていれば、草津は勝点を手にしただろう。「決定的だったのに外した」(吉本)。「最悪だった。あれを外したのは今日の自分のプレーを象徴していた。どっちが勝ってもおかしくないゲームだったのに」(山口)。

 草津がカードの1枚目を切ったのは72分。寺田に代えて後藤を投入。だが、直後の75分、混戦から田中に押し込まれ再び1点のビハインドを許す。2枚目のカードは、77分の反町。反町は、なめらかなポストプレーで次々とボールをさばき、高校生離れしたその実力をいかんなく発揮。80分には、後藤へノールックパス。左サイドを駆け上がった後藤の折り返しを左足でとらえたがが、惜しくもシュートはバーを超えた。「絶対に決めたかったけど、やっちゃいました」(反町)。草津は終盤、フレッシュな力を追い風に猛攻を見せたが、福岡の守備陣に守り抜かれた。

 福岡の松下は「勝ちはしたが、今季のワーストゲーム。やろうとするサッカーが全くできなかった」と振り返った。確かに、この日の福岡は持ち味であるサイド攻撃が影を潜めていた。草津のFWがDFラインからボールを追いかけたため後ろでパスが回せず、攻撃が組み立てられなかった。しかし、納得がいかない内容でも選手交代で活路を見出し、勝点3を奪ったことが、大きな収穫。次節は、今季初の3連勝を狙って、ホーム・鳥栖戦を迎える。実力的には、やはり2位争いを抜け出す本命だ。

 惜しくも敗れた草津は、手塚監督が「勝点は取れなかったが、チームとしては得るものが大きかった」と話したように、手応えを感じさせた。群馬県立敷島公園陸上競技場のこけら落としとなるゲームで、Jデビューを果たした後藤、反町の2人の堂々たるプレーぶりは、スタンドに大きな衝撃を与えた。17歳反町と18歳後藤の若い力が、チーム浮上のカギを握るジョーカーに化けるかもしれない。

以上

2005.07.14 Reported by 伊藤寿学
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