7月17日(日)J2 第22節 水戸 vs 甲府(19:00KICK OFF/笠松)
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第22節。いよいよ長丁場のJ2リーグ戦も折り返し地点にかかる。ここまで水戸は9位。甲府は4位。だが、勝点にして6の差しかない。京都の首位独走は相変わらずだが、それ以降の順位争いは、まさに『混沌』という言葉がしっくりハマる。どのチームが抜け出してきてもおかしくない状況で、それは水戸にとっても例外ではなく、前節、京都と引き分けたことでさらに現実味を帯びてきた。もちろん4位の甲府は、京都に続くポジションにつくことが具体的な目標となり、そういう意味でこの水戸戦は是が非でも取りたい試合のはずだ。攻撃的に戦術変換をした水戸と、J2屈指の攻撃力を持つ甲府。連戦での疲労はピークかもしれないが、力を振り絞って互いの攻撃をぶつけ合う、アグレッシブなゲームが期待できる。
甲府の前節だが、横浜FCによもやの敗戦。取らなければいけないゲームを落とし、痛い連敗となってしまった。チームの中核・藤田が出場停止で不在だったこともあるが、守備の安定という部分で課題がちらちらと見え隠れする。強力なトップを擁する横浜FCにパワープレーを仕掛けられたことにより、ディフェンスラインが押し込まれ、中盤でボールを拾うことができなくなってしまった。2ndボールが拾えなければポゼッションが高まるわけも無く、本来のクリエイティブでパワフルな攻撃を仕掛けられずに戦術的に手詰まりになってしまうのは不思議ではない。安定した勝利を続けるには、そのあたりが今後の課題。今季初勝利の相手、「ゲンのいい」水戸とのゲームで、後半戦に向けてのきっかけをつかんでおきたいところだ。
水戸は、前節の退場処分でセンターバック・深津が停止処分。苦しい台所事情となっている。湘南から新規加入した時崎も復帰には時間が必要そうだし、ここはなんとかやりくりして切り抜けるしかない。手段としては、左サイドバックとして定着した大和田を真ん中に持ってくるか、もしくは森をラインナップに加えるかというあたり。安定した守備は、水戸のサッカーの肝になる部分だし、不安要素として考えておかなければいけないところだ。
一方、攻撃陣に関しては、何の心配も無いくらいに好調を持続している。現在の攻撃陣は、ある意味『J2屈指』と言っても過言ではない。FWにデルリスと磯山。中盤には森田、関、秦、マルキーニョ、永井など。控えにいる眞行寺や渡部、伊藤なども練習時には好パフォーマンスを見せていたし、ここにきて戦力の充実振りが際立つ。『長いボールでシンプルに』というサッカーから『つないでポゼッションして仕掛けていく』というサッカーに変換した水戸。これが見事にはまり、ここ4試合結果を残している。その手ごたえは、試合後の選手たちの笑顔から何よりも感じることができる。楽しくプレーすることが結果を産み、それが自信につながる。そいういう好循環が生まれているこの状況だからこそ、ネガティブな要素を跳ね返し、前半最終戦で勝点3をもぎ取り、残りの22試合で中位から上位へと躍進するためのステップとしたいところだ。
注目する選手はデルリスとマルキーニョの外国人コンビ。途中から投入される磯山のパフォーマンス、攻撃的なサイドバックとしての真価を発揮しだした須田のプレーにも注目したい。
この日、笠松では『ケーズデンキオリジナルうちわ』や『後期ポスター』などのプレゼント企画が目白押し。さらに応援ソングの練習会も催されるとか。青いうちわで水戸に追い風を吹かせながら、そして心地よい風も自分に浴びせて・・・。そういう夏らしい光景が、暑く熱いスタンドで見られることだろう。
以上
2005.07.16 Reported by 堀 高介
J’s GOALニュース
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