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【J2:第22節 横浜FC vs 湘南 レポート】最後まで集中力の高い攻防を見せた神奈川ダービー。両者痛み分けの裏に、後半戦への収穫と課題が同居する。(05.07.16)

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7月16日(土) 2005 J2リーグ戦 第22節
横浜FC 0 - 0 湘南 (19:00/三ツ沢/5,791人)
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試合開始3時間前、両チームのサポーターが横浜駅周辺に集結した。ダービーを一層盛り上げようというこの企画に、互いのチームカラーを身に纏った400名ちかいサポーターが集い、旗を携えながら、ここからおよそ40分の道のりを歩き三ツ沢競技場を目指す。小高い丘の上のスタジアムに辿り着いたその先にきっとある勝利を信じて――だがいずれも、勝利を手にすることはできなかった。

前半、まず流れを引き寄せたのは横浜FCだった。前線に控える長身の富永英明と左右に流れる城彰二の2トップに、徹底してボールを集める。ボールが収まると佐藤一樹が駆け上がるなど、右サイドが活性化した。また左サイドバックの中島崇典も隙あらばドリブルを仕掛け、ファウルを誘うと、湘南ゴール前に鋭いフリーキックを見舞った。15分過ぎには後方からのロングボールを富永が競り勝ち、PA内で拾った城が強烈なシュートを放つ。だがバリシッチを中心とする湘南の堅い守りとGK小林弘記のセーブもあり、得点には至らない。また、「自分たちのリズムを掴んだときに得点できないといけない」と小野智吉が振り返ったように、横浜FCはマイボールを自らのパスミスで失う場面も多かった。

押す横浜FCに対し、湘南もシンプルなパス回しで応戦する。横浜FCと同様に2トップに当て、加藤望や鈴木良和にはたき、チャンスメイクする。ゴールキックから梅田直哉を経由して柿本倫明が放ったミドルシュートには、10秒もかからなかった。そして28分にはゴール前に詰めた坂本紘司が、30分過ぎには梅田がシュートを放つなど、隙を逃さない攻撃で横浜FCゴールを脅かした。しかし、こちらもゴールは遠い。加藤のフリーキックがクロスバーを越えたところで前半を終えた。

中2日の試合、そして3連戦の最後である。後半に入ると、日程の厳しさが次第に両チームの肉体を蝕んだ。コンパクトに保っていたラインが間延びをはじめ、中盤にスペースが生まれる。そのスペースを先に突いたのは湘南だった。今シーズン初出場となったボランチの中町公祐の動きも絡み、1タッチパスを繋いで前へ押し上げていく。鈴木から加藤を経由した梅田のシュートや柿本のヘディングシュートなど、横浜FCゴールに襲いかかった。

湘南の攻撃を凌ぐ横浜FCは後半24分に大友彗、33分にトゥイードを投入し、反撃を目論む。大友がドリブルでPAに侵入しシュートを放つなど攻撃のリズムを上げれば、トゥイードは前線のパワープレーでゴールを目指す。だが、攻撃に転じるときにパスミスを犯すなど最後まで完全に乗り切ることができず、両者ともに痛み分けの90分となった。

「いろんな働きかけをして多くのサポーターの方々が集まってくださいましたが、その思いに勝利で応えることができなかった」試合後、横浜FCの足達監督は、勝ち点3を奪えなかった口惜しさを滲ませた。足の止まった時間帯に積極的に攻撃参加を見せたボランチの内田智也は、「いかに点を取るかが課題」と、後半戦に向け得点力不足の解消を期す。また中島も、「無失点はよかったが当然満足していない」と、後半戦の巻き返しに懸ける。

一方の湘南・上田監督は、「予想通りタフな試合になった。ただ相手を0点に抑えられたことは収穫」と話した。守備の建て直しを迫られた第2クールにあって、無失点で前半戦を終えたことは、後半戦に繋がるだろう。ただ横浜FCの倍以上のシュートを記録しながらゴールを割れなかった攻撃に、つぎなる課題を残した。

集中力の高い攻防とともに、両チームは前半戦を終えた。掴んだ収穫と課題を携え、短い中断期間に入る。明けてふたたび始まる22試合、最後に手にしたい「秋の収穫」に向け、神奈川の両雄が後半戦の巻き返しを期す。

以上

2005.07.17 Reported by 隈元大吾
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