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【J2:第25節 横浜FC vs 山形 レポート】白熱のゲームはロスタイムにドラマが。勝利は「嗅覚」で横浜FCを上回った山形に転がり込んだ(05.08.07)

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8月6日(土) 2005 J2リーグ戦 第25節
横浜FC 1 - 2 山形 (19:04/三ツ沢/7,786人)
得点者:'11 原竜太(山形)、'44 城彰二(横浜FC)、'89 林晃平(山形)
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 試合開始時点の気温が27.6度、だが数字ほどに暑さは感じられない。スタンドの陣取った7786人の観客は三ツ沢の丘にそよぐ風を心地よく受けながら熱戦に引き込まれていった。

 横浜FCは前節の札幌戦のスタメンから右サイドバックに早川、左MFに小野智と2人メンバーを変更して試合に臨む。注目の三浦知は今節もベンチスタートとなった。対する山形は高橋、阿部をそれぞれ4試合ぶりにスタメンに起用。夏場の連戦で両チームの監督の選手のやりくりが伺える陣容となった。

 試合開始直後から互いに激しくボールを奪い合う展開。3連勝を狙う横浜FCとホームで7試合勝ち星がなくアウェイで何としてでも勝ち点を奪いたい山形の意地が真っ向からぶつかり合う。その展開の中、横浜FCに今季の悪癖が出る。11分、山形にパスを回されマークがずれたところを中央から崩され最後は佐々木のシュートのはね返りに対し、すばやくポジションを取った原が豪快に蹴り込んで先制点を奪う。横浜FCはこれで今季開始15分までの失点が10点目。全失点(32)の約3分の1をこの時間帯に喫していることになる。

 しかし、先制点で目が覚めるのも今年の横浜FCのパターン。得点後、足が止まった山形に対しペースを握り続け、次々とチャンスを作り出していく。その積極的な姿勢が44分に実る。前掛かりとなった山形の右サイドを突いた中島が小野智へつなぎ、最後はクロスを城が蹴りこむ。横浜FCは前節同様に前半開始直後の失点を前半終了間際に追い付いて後半へ折り返す。
 
 後半も横浜FCが試合を支配し続ける。しかし、山形は中盤でボールが支配できないと見るや林、本橋らフレッシュな選手を投入し打開を図る。これで試合の流れはイーブンに。決定機の数だけを見ると横浜FCの方が多かったが、山形も鋭いカウンターと右サイドの佐々木と臼井のコンビで横浜FCを攻め立てる。どちらに試合が転んでおかしくない試合。ドローの気配も漂ったが、ロスタイムにドラマが待っていた。FKのこぼれ球をレオナルドがゴール前へ送ると、これをGK菅野とトゥイードが交錯。ファンブルしたボールは途中交代の林の足元へ。あとは無人のゴールへ蹴りこむだけだった。
 
 わずかな差で決まった試合。最後はゴール前での集中力で上回った山形に勝ち点3が転がり込んだが、両チームのサッカーの質に大差はなかった。ただ、数少ないチャンスを決める「嗅覚」でやや山形が上回っていた。試合後の横浜FCロッカールームでは足達監督、三浦知、城が長時間の話し合いを持たれた。「早い時間帯の失点を含めて試合に勝つんだという意識改革について」(城)。サッカーの質が向上していることは事実の横浜FC。次は確実に勝利をものにする術が求められているのかもしれない。

以上

2005.08.07 Reported by 「EL GOLAZO」編集部
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