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【J1:第29節 大分 vs 千葉 レポート】大分、シャムスカ監督初黒星で不敗神話崩れる。千葉は勝点を49に延ばし、暫定4位に。(05.10.30)

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10月29日(土) 2005 J1リーグ戦 第29節
大分 0 - 1 千葉 (15:34/大分ス/22,674人)
得点者:'81 佐藤勇人(千葉)
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「大分はウチとのゲームに(一度も勝ったことがないという)コンプレックスがあったかもしれないが、今日はどっちが勝ってもおかしくない試合だった。大分は新しい監督がきて、これだけ勝っているということはいいことだと思います。大分は大きなことを成し遂げている。勝っていればお客さんも入るし、選手に自信もついてくる。今日は負けはしたが、最後までアグレッシブに戦った。これからは勝っていくと思う。私が大分に言いたいことは、一歩下がったが、また二歩進めばいい。人生とは、そういうものだ。」

1-0で勝利した千葉・オシム監督の試合後の記者会見のコメントである。ホームの大分へのリップサービスもあったであろうが、会見での9割は大分の躍進ぶりを讃える話であった。大分は、千葉に対してリーグ戦、カップ戦ともにまだ一勝もしたことはなく、相性のよくない相手である。しかし、勝ったにも関わらず、オシム監督がこれだけ絶賛していたほど、負け試合からも「強くなった大分」を見ることが出来た。

前半は両チームとも激しいマンマークで相手の攻撃の芽を摘み、なかなか攻撃のチャンスをつくることが出来なかった。特に、大分の2トップ、FW高松大樹には、DF結城耕造が、FWマグノアウベスにはDFの斎藤大輔がベッタリとつき、またトップ下の吉田孝行も中盤でしっかり抑えられ、パスの出しどころもなく、攻め手を奪われてしまった。「1対1じゃ苦しいので、2対1の状況をつくろうと思った。」とDF深谷友基も再三、サイドに攻めあがったが、千葉の激しいマークを崩すことは出来なかった。

スコアレスドローで折り返した後半、両者とも集中力を切らさず、一進一退の攻防戦が続いたが、大分は後半36分、一瞬のスキをつかれ、相手FKに。MF阿部勇樹からのパスに左サイドから駆け上がってきたDFストヤノフがクロスをあげ、絶妙なタイミングで飛び込んできたMF佐藤勇人にヘッドで決められ、これが決勝点となった。佐藤はこの日ちょうどリーグ戦出場100試合目で、「記念の日に得点が取れてよかった。弟(広島の佐藤寿人)も今日、得点したんでしょ。お互いいい刺激になります。」と、試合後、喜びの表情を見せ、バスに乗り込んだ。

これで、千葉は13勝10分け6敗で勝点を49に延ばし、暫定4位に。「今日、勝つか負けるかは次のナビスコ杯に影響すると思っていたので、今日はある意味大事な試合だった。」と阿部勇樹は話したが、リーグ戦でもまだまだ優勝戦線に食い込む可能性は出てきた。

一方の大分はシャムスカ監督就任以来、5勝1分けと負けなしが続いたが、この試合で不敗神話が崩れてしまった。しかし、ロッカールームから出てくる選手の表情には、悲壮感はなかった。「いつかは、負ける。負けていたのに、最後までアグレッシブに戦ったことが素晴らしい、と監督から言われました。」と、口々に話す選手の表情からは、次は絶対に勝てるという、さらなる自信が伝わってきた。次は、天皇杯も行われる。新たな目標に向かって躍進する両チームは、これからが楽しみである。

以上

2005.10.30 Reported by 森田みき
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