10月30日(日) 2005 J1リーグ戦 第29節
C大阪 0 - 0 鹿島 (15:04/長居/27,708人)
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勝点52で首位・G大阪を追う鹿島と、その鹿島を追走する勝点49のC大阪。首位をうかがう注目の一戦は、予想通り白熱した内容になった。ホームのC大阪は、前節負傷したゼ・カルロスを欠き、代わって徳重隆明が左サイドで先発出場。それ以外は前節同様のメンバーで臨んだ。一方の鹿島は、コンディションが心配された小笠原満男、本山雅志、フェルナンド、新井場徹が揃ってピッチに登場、唯一欠場したボランチ・リカルジーニョのポジションに小笠原が、2列目には増田誓志が入った。
ともに勝利を目指す両チームは、試合開始直後から積極的に仕掛けていった。C大阪は1トップの西澤明訓が鮮やかなポストプレーから2列目の森島寛晃、古橋達弥を巧みに生かしてチャンスを作り出すと、鹿島のほうは長いボールを深井正樹や本山らに集めてゴールを脅かした。ともに気迫を前面に出し、締まったゲームを予感させる立ち上がりだった。そして、前半途中からは鹿島のボール支配率が上がったことで、C大阪のディフェンスラインはやや下がり目に。しかしC大阪の守備意識は高く、拮抗したまま前半が終了した。
後半に入って、事態は変化した。まず54分に鹿島・新井場がゴール前に抜け出そうとしたC大阪・森島を阻止したとの判定でレッドカードを受けて退場。一方のC大阪にも62分に退場者が出た。西澤が2回目の警告を受けたもので、これで10人同士の戦いになった。「スペースが広くなることを考えて、(左サイドを)徳重から苔口に代えた」。C大阪・小林監督はより攻撃を意識した布陣にチェンジ。鹿島のほうも新しい選手を送り込んで、それに対応した。
互いにひとり少なくなったことで、終盤にかけては『攻め合い』の様相を呈し、何度も決定機を作りあった。特に鹿島は後半だけで10本のシュートを放ち、激しく攻め立てた。しかし、C大阪のディフェンス陣は全く集中を切らさなかった。「相手のシュートはほとんどGKの正面に飛んでくれた。シュートのときに体を張って、足を伸ばした結果だ。みんなでよく耐えたと思う」と語るのはDFの前田。執念ともいうべきプレーの積み重ねが、最後の最後にビッグチャンスを呼び込んだ・・・。
ロスタイムに入って、C大阪に決定的なシーンが訪れた。鹿島のCKのクリアボールが大きく前線に蹴りだされ、ファビーニョがそれに反応し猛然とゴール前に迫った。GK曽ヶ端はペナルティエリアを飛び出しており、ファビーニョが右足を一閃・・・。だが、シュートはゴールマウスを逸れ、次の瞬間に試合終了のホイッスルが響いた。「両チームの選手全員が死力を尽くして戦ったゲーム。誰にでも限界というものはあり、私は最後のシーンで限界に来ていた。あの時あのポジションにいたことが奇跡だった」とファビーニョは振り返った。
記者会見場に現れたトニーニョ・セレーゾ監督は、穏やかな笑みを見せながら開口一番「今日の選手たちに『すばらしかった』と言いたい」と語り、「勝点1を取ったことがプラス。残り5試合によっては大きな勝点1になるかもしれない」と締めくくった。C大阪の小林監督も、「G大阪との勝点差が4に縮まったし、大勝負に負けなかったことは次につながる」と、満足げに振り返った。C大阪も鹿島も非常に高いモチベーションを保ち、最後まで集中を切らさず、勝利を信じて戦い抜いた。それをスタジアムで体感できた27,708人の人たちにとっても、すばらしい90分間になったと思う。
以上
2005.10.30 Reported by 横井素子
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第29節 C大阪 vs 鹿島 レポート】互いに退場者を出しながらも90分間の熱戦。結果はドローも見ごたえ十分!(05.10.30)
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