11月3日(木・祝)磐田vs鳥栖(13:00KICKOFF/ヤマハ)
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優勝、昇格、降格争いでJ1・J2ともに熾烈を極めた戦いが毎節続いているリーグ戦真っ直中に行われる第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会。第4回戦に突入し、いよいよシードとなっていたJ1・18チームが登場する。Jリーグとの並行開催とあって、今対戦は日程的に週2試合をこなすことになる。各争いの渦中にあるチームにとっては、少しでもコンディションを整え、残されたリーグ戦に全力を集中させたいというのが正直なところかもしれない。毎年、置かれているチームの状況によってモチベーションに差があるのも当然のことと言わざるを得ない。
そういう意味では、磐田vs鳥栖の対戦は、モチベーション的には非常に似た状況にあると言える。というのも、この両チーム、J1・J2それぞれのリーグにおいて、ほぼ同じような状況にあるからだ。
鳥栖は、J2リーグで勝点48の第7位につけている。J2はすでに京都の来期J1昇格が内定しているが、上位2チームがJ1自動昇格、第3位がJ1の16位と入れ替え戦を戦う権利を得るという大会規定である。2位は厳しいが、望みのある第3位を目指して必死にここまで食らいついてきた。しかし前節・甲府戦での敗戦により、残り6試合で第2位の福岡(勝点67)に追いつくことは不可能、3位甲府(勝点59)にもわずかながら可能性は残されているとはいえ、捕らえることが非常に厳しい状況になってしまった。
一方の磐田もJ1第7位。こちらも優勝争いに首の皮一枚つながっているといったところだが、上位が総崩れした前節の大きなチャンスに痛恨の敗戦を喫してしまい、首位戦線から一歩後退した感がある。「望みがある限り諦めずに目の前の試合を必死に戦う」という両チームだが、「心機一転」してモチベーションを天皇杯制覇重視に切り替えることもできるだろう。
鳥栖というと、DFラインの裏を狙ってロングボールを入れ、そこへFWが走り込む。セカンドボールに対して前線からプレッシャーをかけ、相手のミスを誘ったところを積極的に前に出て勝負するというサッカーをスタイルとしている。鳥栖が上位争いを演じることができたのは、何と言っても鈴木孝明、新居辰基の両エースの存在が大きい。鈴木孝は15得点、新居は14得点を挙げ、それぞれJ2得点ランキングの4位、5位をマークしている。また、これは同ランキング中の日本人選手では1位、2位を誇り、2人揃って安定した働きを見せているということが、ここまでの鳥栖の好成績を支えて来た。鈴木孝は30日のリーグ戦でも得点を挙げ、3試合連続得点中と、今まさに好調そのもの。新居はケガで30日は欠場しているが、彼らの出来が勝利の行方を握っていると言えるだろう。また、濱田、高橋義ら中盤選手の攻撃参加にも定評があり、相手が例えJ1強豪チームとはいえ、FW陣と上手く機能すればそれだけ得点のチャンスの幅は広がる。
だが、ここへきてビジュ、立石ら主力DF陣にケガ人が相次ぎ、なかなか勝ちきれないという現状にあるのも紛れもない事実だ。手薄になった守備をどう立て直してくるか、この先を占う意味でも注目したい。
対する磐田のチーム状態も決して明るいとは言い難い。必勝を期したはずの29日広島戦では、以前からチームの課題とされていた「決定力不足病」が再発し、シュート数23本でわずかに1得点。さすがにこれには若きエース・カレンロバートもその責任から言葉はなく、申し訳なさそうな表情だけを残しスタジアムを後にした。その姿から、期する思いの強さが伺えるだけに、どう結果に結びつけていくのか楽しみである。
そして、磐田は復帰間もない西が絶好調と言える。前半から自分でどんどんボールに絡んでいき、パスにシュートにアグレッシブな姿勢で相手ゴールを狙う。シーズン終盤に来てコンディション的にも難しい選手が多い中、豊富な運動量で相手を掻き回す西の存在は、磐田にとって救いの神と言っても決して過言ではない。さらに、中山もこのところ好調で、存在感あるプレーでチームを牽引し続ける。また、田中、鈴木(秀)、茶野、金、服部ら「豪華・磐田の壁」も、J1のプライドに懸けてそう簡単に破られるわけにはいかないと、綻びを修復して臨む。
いずれせよポイントは、両チームともに「決めるべき人が点をとれるか?」だろう。ジュビロは中山、西、そしてカレンがJ1の貫禄を見せつけるかどうか。はたまた鳥栖の鈴木孝、新居がJ2日本人得点王をアピールするのか。ゴールシーンに期待したい。
今年の元旦、磐田は国立の舞台に立ちながらも東京Vに敗れ、屈辱の正月を迎えることとなった。その悔しさを忘れていることはないだろう。雪辱を果たすためにも、絶対に負けられない戦いとなるはずだ。優勝すれば「世界」への挑戦切符が手に入る天皇杯。2006年元旦へ向け、「世界」という名の夢へ向け、熱い戦いが今年もまた始まる。
以上
2005.11.2 Reported by 上岡真里江(ビットマイスター)
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一覧へ【第85回天皇杯4回戦:磐田vs鳥栖 プレビュー】リーグ戦前節の敗戦で磐田は優勝、鳥栖はJ1昇格の夢が遠のいた。心機一転、立て直しを図りたい両チームの闘い(05.11.03)
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