福岡市の中心部である天神地区には大きな応援幕が下がり、市内にはボディに選手の顔写真を張った選手バスが走る。老舗の新天町商店街には無数のバナーが掲示され、博多駅商店街の陳列棚には、クラブマスコットのアビー君と「がんばれアビスパ」と書かれた小さなのぼりが飾られている。そんな福岡市民の熱い応援を受けながら、福岡はJ1昇格にあと一歩と迫った。昇格に必要な勝ち点は6。次節で福岡が勝利し、2位の仙台が敗戦、かつ3位の甲府が引き分け以下なら、5年ぶりのJ1復帰が決まる。
しかし、そんな状況にも選手たちはいつもの表情を崩さない。「仙台と甲府は勝つものと思っている。我々の中に王手をかけたという気持ちはない。次に勝って王手がある」とは松田浩監督。目指すは自力で2勝してのJ1昇格。そして全ての試合に勝利して有終の美を飾ることだ。9:30から行われたトレーニングも、軽いウォーミングアップから始まって、ミニゲーム中心のいつものメニュー。しかし、緊張感溢れる雰囲気は、選手が目標に向かって高い集中力を維持していることが窺える。
「J1昇格は達成しなければいけない目標。浮かれていたら、とんでもないことが起こる。達成するまでは今までと同じ姿勢を持ち続けることが大事。本当に、我々はまだ何も手にしてはいない。それを肝に銘じて戦っていくだけ」。松田監督は、同じ気持ち、同じ戦い方で草津戦に臨むことを強調する。サッカーは不確定要因の多いスポーツ。それゆえに、わずかな出来事で結果が左右されることもある。だからこそ、どんなときにも、どんな相手にも、万全の準備を積んで、いつもの自分たちのサッカーをやり抜くことこそが勝利への最大の近道。それは就任以来、松田監督が貫いてきた信念でもある。
「この時期になって特に付け加えることはない。前節に引き続いて、戦えるメンバーで試合に臨むことと、誰もが戦える状況になれるよう準備するだけ」(同監督)。もちろん、選手たちも心構えは出来ている。それぞれが真剣な表情でボールを追い、声を掛け合いながら調整に励んでいる。その表情からはプレッシャーは感じられない。それは、目の前の戦いだけに集中する「戦う男たち」の顔だ。まずは勝ち点3。福岡は強い気持ちを持って草津戦に臨む。
以上
2005.11.17 Reported by 中倉一志
※J2上位トピックス:第41節時点で昇格争いを繰り広げる上位5チームの今週のトピックスを掲載しています
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