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【今週のJ2上位トピックス:仙台編】 菅井直樹、プロ3年目の決意。ピッチの上で何かを成し遂げる(05.11.17)

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 16日、チームは湘南戦に向けた紅白戦を行なった。菅井抜きで勝利を収めた草津戦を受けて、スタメン組みの中盤構成が注目されたが、シルビーニョと共に中盤の底でビブスを着て立っていたのは、菅井だった。

 前節の草津戦、菅井直樹は累積警告のため出場停止のためスタンド観戦となった。そこで彼は、言いえぬ「もどかした」を感じていたという。「一言で言うと、もどかしさ、ですね。ただ、自分が出場停止になったのも悪いわけですから、ひとまず勝ってくれたのでとても安心しました」という彼の言葉に、チームの中核を成しているという自分への自負を感じた。だがその自負は決して間違いではない。10試合で、8勝1分け1敗。ここ最近の仙台の成績には目を見張るものがあるが、その好調の要因として、中盤の底で相手の攻撃を激しい当たりも厭わず食い止める、菅井の働きは見逃せないだろう。一体、彼の何が変わったのか。もちろん、トレーニングにおける彼自身の成長あってこそ、今のポジションがあるのも事実だ。しかし遡ればその根源は、シーズン前に彼が抱いていた「危機感」によるものという気もする。「今年結果を出さないと、来年はない、と思っていました」

 今年で彼はプロ3年目。3年という歳月は、何かと節目となることが多い。彼もそれを重々わかっていたのだろう。全く出場機会を得られないまま、チームの降格を黙って見ているしかなかった1年目、開幕直後と年末に出番を得たものの、最もチームが「熱かった」昇格を争っていたシーズン中頃にはメンバーから外れていた2年目を経て、勝負をかけるべき3年目。チームのほとんどのメンバーが一度はピッチに立つ中、ひたすらにチャンスを待ち、そして秋口に巡ってきたチャンスを、菅井はものにした。まるで、これまでのくすぶりを払拭するかのように。「昇格を賭けた戦いの中でピッチに立っていられるのは、本当に誇りに思います。でも、誇りがあるなら、なおさらそれに恥じないような働きを見せなくちゃいけない。だから自分が出ている限りは、絶対に昇格したい、というより、昇格しなくちゃ」。

 16日の紅白戦のスタメン起用を受けて菅井は「使ってくれていることに対し、何かを返さなくちゃ、という気持ちは常に持っています」とコメントをしている。ただ、スタメン決定かどうかはまだ早い。この日も主力組みで最初のメンバー変更は、菅井から千葉へというもの。千葉も前節で決勝ゴール、さらに今年で仙台10年目とクラブの歴史を知る者として、残り4試合に賭ける想いは熱い。でも菅井だって、想いの強さは決して負けていない。勝負の3年目、最後までステージに立ち続け、ピッチの上で何かを成し遂げるつもりで、一先ずは今週末の湘南に向けて、寡黙に爪を研いでいる。

2005.11.17 Reported by 佐々木聡

※J2上位トピックス:第41節時点で昇格争いを繰り広げる上位5チームの今週のトピックスを掲載しています
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