11月26日(土) 2005 J1リーグ戦 第33節
横浜FM 1 - 1 C大阪 (15:04/日産ス/26,281人)
得点者:'45 森島寛晃(C大阪)、'89 松田直樹(横浜FM)
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ロスタイム4分。その表示が出た直後に生まれた同点ゴール。「残り1枚のカードを使おうと思っていたところだった」もし直前に交代していたら、という微妙な采配の問題はともかく、後半の展開の激しいオフェンスの行き来は、なかなか見応えがあった。
ゲームが動いたのは後半開始直後。C大阪の左からのクロスを中央の河合がクリアミス。これを森島がそつなく決める。河合は、2年がかりで幾度もチームのピンチを救ってきた貢献者だけに責められない。というか、ミスを逃さない熟練・森島のポジショニングを評価するべきかもしれない。こういう選手が、こういうゴールを奪うところが優勝争いの先頭集団を走るチームということか。
しかし、すぐに横浜FMは反攻する。マグロンのパスを田中隼がゴール前へ流し込むと走ってきたのはグラウ。ダイレクトで右足でミートする。グラウの特徴的なパターンだったが、これが惜しくも左に外れる。横浜FMはオフェンスの手を緩めない。50分には右コーナーキックを大島がヘディングシュート。これはGK吉田がキャッチ。さらにその1分後、好位置のフリーキック。マグロンがカーブをかけて右上隅に蹴ったが、吉田が素晴らしい反応で弾き出す。55分にも大島のダイレクトシュート。61分、またも大島がヘッドで強打したが吉田の正面。ここまで好機を逃すと、さすがに流れは傾くのもの。これを見越して横浜FMは早めにメンバーチェンジを仕掛ける。
C大阪は引いてはいるものの、守備のテンションはダウンしない。最終ラインが走り負けず、サイドも決定的な突破を許さずにこらえる。そして88分には追加点のビッグチャンスが訪れた。交代出場の宮原が出した絶妙のスルーパス。これに鋭く反応したのが古橋。那須、中澤の間に、するりと入り込み裏へ走って受ける。GKと1対1になり、タイミングをはかって右足で狙ったが、GKにワンタッチして僅かに右ポストの外に外れていった。
80分から松田を上げて、坂田をトップ下に据える布陣にチェンジしていた横浜FM。ロングボールでパワープレーを仕掛ける。懸命に跳ね返していたC大阪ディフェンスだが、とうとうセカンドボールをつながれ、松田に同点ゴールを許した。この日の松田はウォーミングアップで腰を痛めて万全ではなく、試合中何度も腰をさする動作を繰り返していたが、肝心なところで勝負強さをアピールした。
同点に追いつかれたC大阪だが、悔しさはあるものの悲観する内容ではない。前半も、ボールポゼッションこそ横浜FMだったが、最後のところでシュートコースを空けずにケアしあうディフェンスがあったから、決定的なシーンは与えなかった。また攻撃においても西澤が(試合前の練習から鋭いゴールを連発、好調さをアピールしていた)、中澤を相手に粘り強いキープをして森島のランを誘引していた。また前節でゴールを決めているファビーニョは、この日も積極的。31分には右サイドをうまく走って角度のないところから際どいシュートを放ち、35分にはゼ・カルロスのクロスのリバウンドをためらわずに右足で振り抜いて見せた。この前半のチームとしての浸透に、粘る強さ、勝負強さを生み出す源泉を感じさせる。
「いい経験になっている。次節、勝てば優勝というところにいる」(小林監督)次節は守備の重鎮、ブルーノクアドロスが累積で出場停止。さらに増大する勝つことへのプレッシャーもある。2000ファーストステージの、寸前のV逸を経験している森島が、呪縛を解くようなリーダーシップを発揮できるか。次節、混沌としたJリーグの優勝争いは、いよいよクライマックスを迎える。
以上
2005.11.26 Reported by 池田博人(インサイド)
J’s GOALニュース
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