11月26日(土) 2005 J1リーグ戦 第33節
F東京 1 - 1 川崎F (15:03/味スタ/24,226人)
得点者:'22 中村憲剛(川崎F)、'78 サササルセード(F東京)
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味の素スタジアムで行なわれたF東京と川崎Fの一戦は、どちらに勝利が転がってもおかしくない展開となったが、ともにあと1点が奪えず、1対1のドローに終わった。
「相手が3トップなので、我々は寺田をひとつ前に上げた状況で戦いに入っていった」(関塚監督)という川崎Fは、通常の3バックではなくアウグストと相馬を左右のサイドバックとする4バックで試合に入った。一方、川崎Fがシステムを変更して臨んできたことに対し、「戸惑いは別になかった」(原監督)というF東京。それでも、戻りの早い川崎Fの守備に対し、ケガのルーカスに代わって先発出場したササ・サルセードが下がってきてしまうため、「彼の近くにFWをもうひとり置いておいたほうがいいと思った」という原監督は、20分を過ぎたあたりでササと阿部の2トップへと変更。それを受けて、川崎Fは「通常どおりの3バックの形へと変更した」(関塚監督)。
そんな戦術的な攻防も見られるなか、先制点を奪ったのは川崎Fだった。22分、左サイドでボールを受けた我那覇が大きく右サイドへ展開。フリーの状態でパスを受けた中村は、「最初はセンタリングを上げようとした」ものの、「入り過ぎたが、誰も来なかったんで」シュートを選択。右足を振り抜くと、ボールはゴール左隅へと突き刺さった。
「いつもより前に出て行ってた。いつもだったらあそこまで出て行くのはキツイかなと思う」(中村)
相手に合わせた形で行なったシステム変更が、間接的に生んだ先制ゴールだった。
一方、先制ゴールを決められた後は、なかなか決定的チャンスを迎えられなかったF東京だが、「うちは2点くらいは取る力がある」と語る土肥の好セーブもあり、追加点を許さず。谷口やジュニーニョのミドルシュート、ジュニーニョのスピードを活かしたカウンターを防ぐと、迎えた78分、途中出場の金沢が「放り込んで、そこからチャンスを作れれば…という感じで入れた」ボールをジャーンが頭でつなぎ、最後はササがヘッド。1-1として、試合を振り出しに戻した。
ホーム最終戦を勝利で飾りたいF東京はその後も、鈴木が体の強さとスピードを見せつけ何度かチャンスを作り出すなど、逆転勝利への期待を抱かせる。85分には金沢のシュートがネットを揺らしたかに思われたが、ボールはサイドネットの外。結局、川崎Fの必死のディフェンスの前に猛攻は実らず、最後まで決勝点は生まれなかった。
勝利は挙げられなかったものの、無敗試合数を11に伸ばしたF東京の原監督は、「本当は勝ち点3を取りたかったが、ルーカスがいない、馬場もケガという中で、ほかに出てきた選手ががんばってくれた。我々のチームは誰が出てもやってくれるなと改めて思った」と評価する。一方、追い付かれた形の川崎Fの関塚監督も「我々にとっては内容の濃い試合が展開できたのでは。システム変更にも選手がスムーズに反応できるようになってきたし、チャンスも非常に多くできていたと思う」と語る。痛み分けに終わったものの、それぞれが手応えをつかんだ様子をうかがわせた。
他会場では、G大阪が敗れて、C大阪が引き分け。残り1節となったところで、G大阪が首位から転落しC大阪が代わってトップに立った。1週間後の最終節(12/3)、G大阪とC大阪の対戦相手はそれぞれ川崎F、F東京だ。
「ガンバどうこうではなく、ホームだし、フロンターレらしいサッカーをやりたい」と川崎Fの中村が語れば、F東京の金沢は「向こう(C大阪)のほうが難しいと思うんで、思いっきりやって勝っちゃいたい」と意気込みを見せる。最終節、優勝争いには絡んでいないF東京と川崎Fだが、「自分たちのサッカー」と呼べるものを持っているだけに、優勝のかかった上位チームにとっては手強い相手となりそうだ。
以上
2005.11.26 Reported by 小川典子
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第33節 F東京 vs 川崎F レポート】最終節は、1位・2位と対戦する両チームが手応えをつかんだ一戦。F東京のホーム最終戦は、川崎Fとドロー。(05.11.26)
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