今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第43節 湘南 vs 徳島 レポート】一瞬の隙を逃さなかった徳島が勝利を掴み8位浮上。湘南はホーム最終戦で無念の敗北。(05.11.26)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
11月26日(土) 2005 J2リーグ戦 第43節
湘南 1 - 2 徳島 (13:00/平塚/4,688人)
得点者:'41 金位漫(徳島)、'45 小林康剛(徳島)、'68 永里源気(湘南)
----------

 敵の見せた一瞬の隙を、徳島は逃さなかった。まずは41分、フリーキックを得ると、ポジションの確認をする小林康剛と小山拓土の2トップの脇で、金位漫が右から素早く壁の裏を取り、先制のヘディングシュートを決める。さらに後半開始早々、笛の余韻がまだ残るなか、片岡功二からの浮いたボールを伊藤彰が受けて前を向き、ドリブルから繰り出したスルーパスを小林がダイレクトでゴール右隅に突き刺した。

 ゴールの予感という意味では、湘南も負けていた訳ではなかった。互いに押し込みあう前半だったが、湘南は左サイドに入った加藤望が攻守にわたる集中力を表現し、チームを牽引する。10分過ぎには柿本倫明、さらには森谷佳祐と、加藤のクロスからチャンスを演出した。また25分にはともに久々の先発出場となったゴーランと永里源気がパスを繋ぎ柿本に当て、最後は吉野智行が強烈なミドルを枠に飛ばしている。

一方の徳島は、伊藤と片岡がトップ下に並ぶ陣形をとり、左サイドに冨士祐樹、右に金が入り、中盤の底を秋葉忠宏が司るかたちで前に人数をかけていた。「前半、守備はよかったが、攻撃が詰まってしまった」試合後、徳島・田中監督はこう振り返っている。パスミスも手伝い、目論んでいた攻撃のリズムは自ら失していたものの、高い位置からのプレスと攻め込まれても下がり過ぎないコンパクトなラインによって組織は乱れない。逆に先制の場面の直前には、攻守の素早い切り替えから小林が抜け出しヘディングシュートを放つなど、カウンターから間隙を突く雰囲気は漂わせていた。ちなみにこのシュートは、GK植村慶が持ち前の鋭い反応で阻んでいる。

 41分、45分と、ハーフタイムを挟み2度訪れた一瞬のチャンスをゴールに結んだ徳島は、中盤のポゼッションをさらに強めて試合を主導する。これに対し、湘南はメンバーを入れ替え反撃にかかる。63分に戸田賢良と池田昌広が入るとボールへの執着を体現し、攻撃的な守備から流れをチームへと引き寄せていく。結果的に一矢報いることとなった永里のゴールは、彼らが入ってから5分後のことだ。左サイドを鋭く攻め上がり、佐藤とのパス交換によって相手守備網を崩してのゴールだった。

「1点取られて受身にならないよう、追加点を狙うために交代した」2−1となり、田中監督はFWを相次いで投入する。対して、さらに勢いを増す湘南は加藤のフリーキックや戸田のポスト直撃弾など、前に意識を持っていこうとする徳島を尻目に再三、ゴールに襲い掛かる。がしかし、ロスタイムを使い切ってもゴールには届かなかった。

「つぎも勝ってホーム最終戦を飾りたい」2点目を叩き込んだ徳島の小林は、J2初年度の総決算となる最終節に向け意気込んだ。一方、湘南はホーム最終戦を勝利で飾ることはできなかった。7位の席を巡り混沌とするなかアウェイで迎える最終節、今シーズンはつぎがないとしても、さらなる『次』に向け、確固たる足跡を残して欲しい。


以上

2005.11.26 Reported by 隈元大吾
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着