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【J1:第33節 大分 vs 大宮 レポート】2-1で大分がホーム最終節を飾る。MF西山が引退するGK岡中に贈る決勝弾(05.11.26)

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11月26日(土) 2005 J1リーグ戦 第33節
大分 2 - 1 大宮 (15:04/大分ス/21,056人)
得点者:'16 山崎雅人(大分)、'24 久永辰徳(大宮)、'77 西山哲平(大分)
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大分トリニータを支え続けてきた男が泣いた。「試合に感動しました。最近はベンチに入ることもなかったが、切磋琢磨している仲間ががんばって、グラウンドで戦っている姿を見てジーンときた」。
この日は大分のホーム最終戦であり、GK岡中勇人の引退試合でもあった。試合の出場機会はなかったものの、試合後には引退セレモニーが行われ、岡中コールが鳴り響く中、大分ビッグアイの会場を1周し、サポーターに挨拶。岡中は2002年にG大阪から大分に移籍し、J1昇格に貢献。J1では185試合。J2では42試合出場した。シャムスカ監督も「姿勢が素晴らしい」と賞賛するほどの人柄。多くの選手に慕われ、多くのサポーターに愛された。「諦めないプレーを90分間通して見れた。今までだったら失点すると、ダラーっとした展開に変わってしまうことが多かった。今は意志統一ができているし、90分間戦える選手たちがピッチの上で競っているのを見られた」

岡中が振り返った通り、大分は終始攻めるサッカーを展開。「大宮は4-4-2でくると思い準備をしていたが、もうひとつのパターンの4-1-4-1できた。開始10分で(3バックの)ラインを押し上げて4バックにし、上本を前に出して両サイドバックから積極的に攻めあがるようにした」と大分・シャムスカ監督は試合を振り返った。その素早いシフトチェンジが功を奏し、前半16分にFW山崎雅人が2試合連続ゴールで先制。
大宮もMF久永辰徳とMF藤本主税の素早いサイドチェンジとカウンターで果敢に攻めるが、それ以上に大分の守りが厚く、なかなかスペースが見つからない状態が続いた。しかし、24分には大宮のMF久永辰徳の左足のシュートで同点に。

1-1で折り返した後半、シャムスカ監督はさらに攻撃的布陣で勝負に出た。DF上本大海に代え、スピードがありパス精度の高いMF内村圭宏を投入。システムも2-6-2にして、リズムある波状攻撃を展開。そして後半32分。決勝ゴールを決めたのは、岡中と大分で苦楽を共にしてきたMF西山哲平だった。西山はこの日、「公式戦では初めての」ボランチ出場だった。「少々不安もあったが、ボランチの仕事である相手の攻撃の芽を摘むことはできたと思う。シャムスカ監督からも、守備だけではなく前にも行っていいと言われてた。点を取ろうと思い、行きました」と言う西山は、この日引退する戦友のために、ユニホームの下に「背番号1」の数字を書いたアンダーシャツを着て、試合に臨んだ。なにがなんでも決めたいという気持ちが強かった。決勝ゴールを決めた瞬間、ユニホームをまくりあげ、岡中の引退に華を添えた。

「いい仲間とサポーターに囲まれて幸せです」涙ぐみながら話す岡中のセレモニーとともに、大分はホーム最終戦の幕を閉じた。残りはアウェーでの1試合。勝って来季に向けてのいい準備をしたいところだろう。


以上

2005.11.26 Reported by 森田みき
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