12月3日(土)J1 第34節 新潟 vs 浦和(14:00KICK OFF/新潟ス)
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新潟にとっては、今季限りでの退任を発表した反町康治監督の最後のホームゲーム。名古屋戦で順位を12位に上げ、さらに少しでもランクアップを狙って勝負を挑む。浦和とは今季ここまでリーグ戦、ヤマザキナビスコカップと3戦し1勝2敗。ただ、敗戦はいずれも1点差。高いモチベーショをキープしている。
ビッグスワンでの最後の試合を前にしても、反町監督はいつも通りにリラックスムードだった。「特に変わったことはしていないよ。いつもと同じ」。前日練習はセットプレーの確認をした模様。非公開練習も今まで通りに貫いた。選手に対しても最終戦や、優勝を狙う相手といった特別な意識は植え付けなかった。そして、自らの退任についても口にしなかった。
終盤に入り、新潟は3-4-3が主戦法。守備を固めてカウンターで少ないチャンスを点に結びつけにいく。「いつも通り」にこの戦術をつらぬく。ベンチ入りメンバーも通常通りの視点で選んだ。現時点でのパフォーマンスの高さ、相手の戦術に合ったプレーが出来る選手。
前節の名古屋戦、アウエーで1対0と競り勝った。故障の鈴木慎吾の復帰は難しそうなため、名古屋戦のメンバーが基本になる。GK木寺浩一、MF桑原裕義が戦力外通告を受けたが、「試合が始まって走り出せば自然とモチベーションは上がるもの」とスタメンで起用する予定だ。名古屋戦で初出場した特別指定選手のMF田中亜土夢もベンチ入りに名を連なる。前橋育英高校の3年生。週明けには期末試験が待っているが、本人は「練習が終わったら勉強しています」。来季の新潟入りが内定しているため、反町監督は「最終戦のセレモニーにも出すつもり。雰囲気を知るだけでも気持ちが備わるだろう」と親心をみせる。
今季浦和から挙げた1勝はヤマザキナビスコカップ予選第6節。ビッグスワンで3対0と快勝したもの。ただし、このとき浦和はすでに決勝トーナメント進出を決めた状態。また「警戒している」(反町監督)というポンテもいなかった。今年の成績は参考にしない。この1週間は自分ちたちの戦い方の精度を挙げるために費やした。ただ、1万人以上とも言われる浦和サポーターに関しては、「選手には伝えておいた。攻めているときにブーイングが多いということを」。いつも通りの戦い方の中で、唯一異なる点だけはインフォメーションを怠らない。
5年間率いた新潟。ただ、反町監督に感傷的な部分はない。「来季、違うチームでくるかもしれないじゃないか(笑)」。普段着の新潟のサッカーで勝点3を狙う。それが優勝が懸かった浦和へ敬意を表することにもなる。
以上
2005.12.2 Reported by 斎藤慎一郎
【今節の予想スタメン】
●新潟:システム/3−4−3
GK 木寺
DF 藤井・海本・萩村
MF 本間・桑原・アンデルソン リマ・寺川
FW 田中・エジミウソン・ファビーニョ
※本間、桑原のダブルボランチ
●浦和:システム/3−5−2
GK 都築
DF 坪井・闘莉王・堀之内
MF 岡野・長谷部・鈴木啓太・三都主
MF ポンテ・山田
FW マリッチ
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一覧へ【J1:第34節 新潟 vs 浦和 新潟プレビュー】ビッグスワンでの反町監督の最終戦。相手がどうあれ新潟のサッカーで勝利を狙う。(05.12.02)
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