12月10日(土)千葉vsC大阪(13:00キックオフ/鳥取)
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12月3日に行われた激動のJ1最終節(第34節)では、あと一歩のところでリーグタイトルを逃した千葉とC大阪。それでも、今季、人々の心にすばらしいサッカーを印象付けてきた両チームの戦いだけに、天皇杯の5回戦での直接対決は、いささかもったいない気がしてしまうものだ。鳥取の地での一発勝負は、天皇杯初制覇をかけて、熾烈な攻防が繰り広げられることが容易に想像できる。
3日のF東京戦ではホーム・長居スタジアムに4万人以上の観衆を集め、勝てば自力で優勝が決まるところで、試合終了間際に同点ゴールを許し、無念のホイッスルを聞くこととなったC大阪。そのとき、ピッチ上のイレブンをはじめ、スタッフ、そしてスタジアムに集まったサポーターに、力がどっと抜けたような、失意のどん底に突き落とされたような雰囲気が漂っていたのは事実。しかも、代わりに優勝をさらっていたのが、同じ大阪のライバル・G大阪だっただけに、その悔しさは半端ではない。
しかし、いつまでも悲劇に沈んでいる時間はなく、今度は、過去3度にわたって準優勝(第74回、第81回、第83回)に甘んじてきた天皇杯のタイトル奪取に目標を切り替えて戦わなければならない。いや、それこそが来季に向けて、より成長するためのモチベーションとなり得るものだ。
そこでカギとなってくるのは、キャプテンであるMF森島の出来とプレータイム、そして終盤のチームとしての戦い方である。リーグ戦でのここ3試合、第32節大分戦、第33節横浜FM戦、第34節F東京戦では、いずれも森島を交代したあとに、失点を喫しているC大阪。特に横浜FM戦とF東京戦では、試合終了間際に同点ゴールを許した。小林監督は「森島はハードワークをしてくれている。めいっぱい(の力だ)という判断(で交代に踏み切った)」と、交代の理由をF東京戦後の会見で明らかにしているが、ファイティングスピリット全快で走り回る森島の存在の大きさが、特にこの3試合で出ていたのも明白であり、33歳のチームリーダーをどこまでピッチに留めておけるかがポイントとなる。
また、守備陣では、F東京戦で警告累積により出場停止だったDFブルーノ・クアドロスが復帰するのは大きい。その大一番ではブルーノ・クアドロスの代わりに中央に入り、負傷明けながらフルタイム出場を果たして存在を誇示した新人DF前田や、再三の好守を見せたベテランDF柳本、GK吉田とともに、今季のチームを支えてきた強固な布陣で、難敵・千葉に相対する。
一方の千葉は、C大阪とは対照的に優勝争いをともに繰り広げてきた浦和とG大阪、そして最終節の名古屋相手に3連勝。名古屋戦では0-1の劣勢から、試合終了間際に2得点を奪って逆転勝利を収めるなど、勢いは明らかに右肩上がりである。しかも、一発勝負のトーナメントでは、先のヤマザキナビスコカップを制したという大きな自信があり、いわゆる勝ち方を知っているだけに、C大阪に対して精神的なアドバンテージは備わっているだろう。
「ピッチに出ている選手全員がボールを動かせるサッカーをやろうとしている」というオシム監督率いる千葉のサッカー。この3年で見る者すべてに多大なインパクトを残してきたのは周知の事実である。今回の先発メンバーも、これまでのリーグ戦からさほど大きな変化はない模様で、今季は日本代表にも選ばれたキャプテンのMF阿部、FW巻らを中心とする「オシムチルドレン」が、鳥取のファンの前で躍動的な攻撃を見せてくれるだろう。ひとつ気がかりなのは、今季のリーグ戦で2戦2敗というデータ。この苦手意識を、最後に払拭すべく、千葉は当然、本気モードで向かってくる。
すでにこの冬は雪も降り積もった鳥取県にある鳥取市営バードスタジアム。山陰地方随一のサッカースタジアムで行われるこの一戦は、雪をも溶かし、寒さも吹き飛ばす迫力満点の両チームのサッカーが堪能できることは保証できる。もう一度言うが、決勝にも匹敵するカードなだけに、今季見ておくべき試合であり、現地で観戦されることを強くオススメしたい。
以上
2005.12.9 Reported by 前田敏勝
J’s GOALニュース
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