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【2006キャンプレポート】東京ヴェルディ1969編(06.02.11)

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昨年のキャンプ参加選手は23人と少数精鋭だった東京Vだが、J2チームとしてスタートする今年のキャンプ参加選手は39人の大所帯。うち、昨季のメンバーは13選手、新加入選手が26選手(契約予定の練習生含む)で、昨年の主力8人がチームを離れたことを考えれば、今季の東京Vが昨季とは全く違うチームになると言っても過言ではない。しかもそれを率いるのはラモス新監督だ。

Jリーグ監督としてのキャリアをスタートさせるラモス監督の初のキャンプは、グアムで5日目を迎えている。午前練習がオフとなった今日(2月10日)、午後からはキャンプ初の紅白戦が行われた。国内で行った練習試合と同じく、システムは4−4−2。もっともラモス監督は「メンバーもシステムもまだまだ試している段階」としている。試行段階ということもあり、「内容的には良くはなかった」ものの「皆必死でやってくれた」とラモス監督。そして「おかげでフィジカル的には良かったよ」と笑って付け加えた。

1月20日に始動した東京Vは、国内でフィジカルのベースを作ってきこともあり、グアムに入ってからは「重い負荷のかかるフィジカルトレーニングは殆ど行っていない(チーム広報)」。実際、選手からも「フィジカルは少なくて、ボールを使った練習が多い」、「もっとキツイかと思っていた」という声があった。が、ラモス監督は「フィジカルやってるのを選手が気がついていないだけ(笑)」と話す。「確かに3対3、4対4のパス回しとかも多いけど、普通に回すんじゃなくて、『これゲーム?』って思うくらい本気でやる。だから自然とフィジカル鍛えているようなもの」との柳沢将之選手の言葉が正解のようだ。

「ラモス監督は練習中、緊張感のある雰囲気を作る。新鮮ですね」と、GK高木義成選手。去年のキャンプとの違いはまず耳から伝わってきた。ピッチのあちこちから自分の要求を伝える選手達の声。気になるプレーがあるとゲームを止め、選手に指示を出すラモス監督の声。ピッチサイドではラモス監督と共通意識を持ったコーチ陣が、同じく細かい指示を送る声。紅白戦の最中、自分達のサッカーを作り出そうとする様々な「声」は途切れることがなかった。ピッチの声が少なめの印象だった去年の東京Vとは明らかな違いだ。

新加入選手が多く、互いのプレーを理解しようとしていることが1番の理由だが、自ら率先して声を出すラモス監督の影響も多分にあるだろう。そしてそのラモス監督が声を発するときは、作業中のチームスタッフまで聞き耳をたて、グラウンドにはラモス監督の声だけが響く。一瞬たりとも手の抜けない空気がグラウンドには満ちていた。

キャンプは18日まで。帰国までに2試合(大宮・新潟)の練習試合が行われ、国内でも2試合程度の練習試合が組まれる予定だが、「攻撃パターンの練習は日本でやることになる。開幕一週間前くらいにやったほうが選手の頭に残るから(ラモス監督)」となると、新・東京Vのサッカーがヴェールを脱ぐのはもう少し先になりそう。

ちなみに、ラモス監督に今季目指すサッカーを問うと「内緒」とはぐらかされた。「実際に観て、驚いてほしい」とのこと。更に「負けず嫌いな人だから、勝つサッカーをやると思いますよ」という永井秀樹選手の言葉を聞くと、開幕が待ちきれない。

以上

2006.2.11 Reported by 高木聖佳

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