4月2日(日)J1 第6節 川崎F vs 千葉(15:00KICK OFF/等々力)
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先週末のジュビロ磐田戦は、苦手としていたアウェイで、課題だった逆転勝ち。開幕からの5試合で3位につける川崎フロンターレにとっては、まずまずの序盤戦となっている。今季取り組んでいる戦術的な変更もスムーズに受け入れられており、このまま熟成させていきたいところだ。
関塚監督は、ナビスコカップも含めた5連戦を強く意識しており、選手の練習量を慎重にコントロールしてきた。その一例として、紅白戦をコントロールしてきたことがあげられる。3月18日の第3節からの5連戦中は、一度も紅白戦が行われていないという。そのかいもあって、川崎Fには今のところ深刻なけが人は発生していないという状況だ。紅白戦がない変わりに、プレー中に頻繁に笛を鳴らすタチコ(戦術練習)を行って、局面局面での動き方を徹底させているという。その部分での抜かりはないようだ。考え方とすれば、実戦に勝る経験獲得の場はない、ということなのだろう。
結果も出ており、川崎Fのここまでの流れは悪くないが、不安がない訳ではない。守備システムの変更によって、攻撃力はアップした。しかしそれと同時に失点も止まらないという状況は気がかりだ。完封は開幕戦のみ。守備から入る形の川崎Fにとってその事実は重たい意味を持っている。
横方向のみならず、タテ方向のポジションチェンジを頻繁に行うジェフ千葉というチームは、川崎Fが今季唯一土を付けられたヴァンフォーレ甲府にも似た戦い方を見せてくる。走力をベースにしたひたむきな戦いは、対応を誤ると一方的に押し込まれかねない危険性をはらんでいる。川崎Fの何人かの選手に対してその点について話を聞いたが、対策は施しており、あとはそれを実戦で試すのみ、という段階のようだった。中盤から最終ラインへと飛び込んでくる千葉の選手をどうケアしていくのか。見所の一つは川崎Fの守備の対応ということになる。
一方、対戦相手の千葉だが、内容と結果が伴わない難しい立ち上がりを強いられているのはご存じの通りだろう。前節の鹿島アントラーズ戦は、リスクテイクしてでも点を取りに行く姿勢が全面に出たすばらしい試合となった。結果的に鹿島の決定力に泣かされた形となったが、見るものの心を打つ美しい戦いはできていた。そんなチームだけに、気持ちを折ることなく自分たちのサッカーを続けてほしいが、勝てない試合が続くことは、決してチームを強くすることにはつながらない。とにかく勝利がほしい。
川崎Fの選手たちも気にしていたのが、鹿島戦で負傷退場したハースの回復具合。攻撃の核となれる選手であり、出るのと出ないのとでは試合内容が大きく異なってくるだけの力を持つ選手だ。出場はあるのだろうか?
2006.4.1 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
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