今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第6節 浦和 vs 名古屋 プレビュー】好調の首位・浦和、ホームで無敗を守れるか 名古屋はFW玉田の動きに期待。(06.04.02)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
4月2日(日)J1 第6節 浦和 vs 名古屋(16:00KICK OFF/埼玉)
-ゲームサマリーはこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
----------

開幕から5試合負けなし(4勝1分け)で首位に立った浦和は第6節、ホームに名古屋を迎える。

29日のナビスコカップでは4人の日本代表組(小野、長谷部、三都主、坪井)に加え、ケガで永井、山田、都築を欠くなど、今季初めて先発メンバーを入れ替えて臨んだものの、これまで出番のなかった選手たちの奮闘もあって2対0とFC東京に勝利。内容的には苦しかったが、終わってみれば層の厚さを証明する形となった。

そのFC東京戦から中3日での名古屋戦、代表組は戻ってくるものの、攻撃の中心となるワシントンが左腰を傷めており、出場は五分五分の状況だという。層の厚い浦和といえども、前線で圧倒的な存在感を見せていたワシントンを欠くことになれば、その穴を容易に埋めることは難しい。ワシントンが不在であれば、前線には永井、黒部らの起用が考えられるが、攻撃に関してはいつも以上に後方からのプッシュアップが求められるだろう。なお、25日の横浜FM戦で右足首を傷めた山田も別メニューでの調整を続けており、出場は微妙な状況である。

過去の対戦成績(対名古屋)では9勝1分け20敗と大きく負け越している浦和だが、ここ数年でチームは大きな成長を遂げており、過去のデータはあまり参考にはならないだろう。

開幕から好調を維持している日本代表の三都主は、30日のエクアドル戦でも左サイドでアグレッシブなプレーを披露し、その評価をさらに高めた。一昨季、昨季に見られた消極的なプレーは完全に消え去り、持ち味の攻撃力に磨きをかけている。自身が不在だったFC東京戦では、代わりに入った相馬がポジション奪取に向けアピールしているだけに、三都主としても名古屋戦で再び自らの存在をチーム、そしてサポーターに知らしめたいところだろう。三都主が左サイドを疾走する場面が増えれば、浦和がより優位に試合を運ぶことができることは間違いない。

また、その三都主とともにエクアドル戦に先発フル出場したDF坪井は、代表でのチームメイトで名古屋の2トップの一角を担う玉田に警戒を強めている。「玉田はいま、体が切れている。気を付けないとやられてしまう。自由にさせないことが大事」(坪井)。

一方、リーグ戦5試合を消化し、2勝1分け2敗の10位と調子の上がっていない名古屋としては、過去のデータを崩さないためにも、浦和から勝ち星を奪いたいところ。リーグ5試合でわずか4ゴールと沈んでいるが、エクアドル戦でキレのある動きを見せたエース玉田に期待が集まる。裏を返せば、玉田が抑えられると厳しいともいえるが、名古屋としては何とかそこに活路を見出したい。

なお、右太もも故障でここまでリーグ戦の出場がなかった名古屋のMF藤田は、31日の練習試合で実戦復帰を果たしたものの、公式戦への出場は12日のナビスコカップ・C大阪戦からとみられている。

以上

2006.4.1 Reported by 栗原正夫
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着