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【J2:第7節 札幌 vs 草津 レポート】ホームでの2連戦でコンディションの整った札幌が、攻撃陣の活躍で草津に圧勝。(06.04.06)

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4月5日(水) 2006 J2リーグ戦 第7節
札幌 3 - 0 草津 (19:04/札幌ド/12,654人)
得点者:'43 相川進也(札幌)、'57 鈴木智樹(札幌)、'87 フッキ(札幌)
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「ここ2試合とそんなに変わらない、いつも通りのサッカーができた。チャンスに点を取れたということで、こういう結果になった」。札幌の柳下監督は、2連敗後の圧勝にも平然とこのように振り返った。前の2試合ではチャンスに点を取ることができなかったが、この試合では取ることができた。ならばその違いは何なのか。
それは言うまでもなく、フッキの存在だろう。
2節水戸戦でレッドカードを受け3試合の出場停止処分を下されていたフッキが、処分の解けたこの草津戦から登場。このフッキの活躍が札幌のチャンスの質を高めたのである。持ち前のキープ力で相手を引きつけ、タメを作ることで後方からの攻め上がりが生きる。特に左右アウトサイドの西谷、芳賀が前を向いてパスを受ける場面が増え、突破力のあるこの2人がサイドを徹底して切り崩した。そしてフッキ本人も高い突破力を持っているため、これらの重圧により草津守備陣は完全にリズムを失ってしまった。

札幌が奪った前半43分の先制点は草津守備陣の連係ミスからボールを拾った相川が流し込んだもの。だが、そのミスも札幌の攻撃陣が草津守備陣に終始圧力をかけていたからこその産物である。サイドを完全に制圧された草津の最終ラインはマークの受け渡しに苦しみ、ボールウォッチャーになってしまう場面が増えていた時間帯の出来事だった。

「力の差が明らかなので、なんとか凌いで1-0で勝てれば、あるいは引き分けでもいいという試合だった」
試合後に植木監督がこう話したように、草津としてはしっかりと守ってロースコアの展開に持ち込んで勝機を見出すはずだった。しかし、前半終了間際の失点によりこのプランも崩壊。後半は鳥居塚を中盤に上げて高い位置から攻撃をしかけるも、逆に札幌の攻撃にねじ伏せられる展開になってしまった。
札幌は57分に鈴木がプロ入り初ゴールを挙げ、87分にはフッキが相手のパスミスから加点。平日の夜ながらも12,654人が詰め掛けたホームゲームを3-0の完勝で飾る。

この試合、MVPを推すならば札幌右MFの芳賀を選びたい。鋭いドリブル突破もさることながら、相手がシステムを変更してきた後半は守備時にうまくバランスをとり、チームを引き締めていた。右サイドからのクサビのパスにも精度があり、突出したパフォーマンスを披露していたのだ。
札幌としては前節に試合がなく、地元でしっかりとコンディションを整えられたことが大きいだろう。開幕から前節までは、チーム全体にどこかキレがなく、勢いを感じることができなかった。それがこの試合ではチーム全体の運動量が最後まで安定し、最終ラインではイージーなミスが目立っていたものの上手く守ることができていた。これで札幌の成績は3勝3敗。J1昇格を目標に掲げながらも低調なスタートになってしまっていたが、このホームゲームでの快勝をきっかけに調子を上げていきそうな気配はある。今後のパフォーマンスに是非とも注目したいところだ。
草津は完敗してしまったものの、リードされて迎えた後半に、敵地での試合でありながらも攻撃的なシステムにチェンジした意欲には大きな拍手を送りたいと思う。


以上

2006.04.05 Reported by 斉藤宏則
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