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【J2:第7節 徳島 vs 湘南 レポート】結果は痛み分け。しかし、両チームともに連敗は免れ、今後への光も見えた一戦。(06.04.06)

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4月5日(水) 2006 J2リーグ戦 第7節
徳島 1 - 1 湘南 (19:04/鳴門/2,163人)
得点者:'54 アジエル(湘南)、'72 小林康剛(徳島)
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両チームとも最高の結果は得られなかった。しかし、最悪の結果でもなかった。
確かに今節での勝利はともに喉から手が出るほど欲しかったはずだが、痛み分けとは言え「勝点1」はしっかりと獲得し、そして何より連敗を避けることが出来たのは徳島にとっても湘南にとっても決して悪い結果ではないだろう。

試合は序盤から、両チームが熱い火花を散らす。中盤のエリアで激しくプレスをかけ合い、いち早く試合の主導権を握ろうと試みた。そしてさらには積極的に相手ゴールも目指す。互いのプレスをかいくぐりながら、徳島は左サイドに位置取る羽地のボールキープを起点に、対して湘南はアジエルのドリブルをアクセントとして虎視眈々と先制点を狙った。
しかしながら、前半はどちらも決定機と言えるシーンはたった一度だけ。しかも両者ともそれを決めきれず、均衡が破られることはなかった。ただ、中盤でのプレスは互いに一歩も引かない熾烈な争いを見せ、その部分では非常に見ごたえのある前半だったと言えよう。

そのような前半とは対照的に、迎えた後半は早々から試合が動く。まず54分に湘南が先制。右CKからのボールを、ゴール前でフリーとなったアジエルが頭で押し込んだ。
この場面、徳島としては一瞬全員の足が止まってしまったように感じられた。それまで集中した守備を続けていたにもかかわらず、その瞬間だけ何かエアポケットに入ってしまったかのような…。いずれにしても非常に悔やまれる失点だったことは間違いない。
その後は、この先制点で精神的に優位に立った湘南に流れが傾き始める。セカンドボールの支配率で明らかに徳島を上回るようになり、それまでの激しいプレスもよりいっそうその勢いを増していった。そしてたびたび、ボールを奪った後の早い押上げで好機を作り、追加点が生まれるのも時間の問題とさえ思われた。
が、今度は徳島が湘南の一瞬のスキを突く。72分、湘南の甘いキープを見逃さず激しいチェックでボールを奪うと、中央寄りの秋葉を経由して最後はペナルティエリア内へ侵入した小林へ。すると、好調を維持する小林らしく、難しい体勢ながらもこれをしっかりと決めた。
劣勢の中での同点弾。これで息を吹き返した徳島は、ここから一気に盛り返しを見せる。出場停止から戻ってきた左サイドDF尾上が果敢にスペースへ飛び出し好機を演出すれば、今季初出場となったFW大島も左右へ流れ湘南DFの裏を狙い続けた。そうした全員の積極性が功を奏し、決定的なシーンも何度か迎える。中でも、至近距離から羽地の放ったシュートは決まったかに思われたが…。

こうしてどちらも惜しいシーンを作りながら、勝敗を決する2点目を奪えず引き分けたこの一戦。前記の通り両チームにとって決して悪い結果ではなかっただろう。しかも、1試合を通して見せた激しい闘志と勝利への意欲は、両者、次節以降の戦いに向けて明るい材料となったに違いない。特に徳島は、Jリーグ1年目の昨季の『チャレンジ精神』を取り戻しつつあるようにも感じられた。
今節でこのような内容の濃い戦いを見せてくれた両チームなら、今後の浮上も十分に期待できる。その戦いに注目していきたい。


以上

2006.04.06 Reported by 松下英樹
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