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【J2:第8節 愛媛 vs 水戸 レポート】攻めきれない愛媛に対し、なんとか90分持ちこたえた水戸。共に動きの鈍い両チームは3連戦の最後に痛み分け。(06.04.08)

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4月8日(土) 2006 J2リーグ戦 第8節
愛媛 1 - 1 水戸 (14:03/愛媛陸/2,422人)
得点者:'9 田中俊也(愛媛)、'25 吉本岳史(水戸)
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開幕戦で初勝利をあげて以来、ホームでは3連勝とJ初年度ながら快進撃を続ける愛媛FC。今季のJ2に心地よい春の新風を巻き起こしているフレッシュな愛媛だが、今日の対戦相手となった水戸のスタメン平均年齢は22.91歳。愛媛の23.09歳よりも更に若いこのチームが選択したのは、引いてしっかり守備を固めるカウンターサッカー。

自陣に入るまでプレスをかけず、FWアンデルソン、MF秦をベンチに温存して後半勝負という水戸の徹底したカウンター戦術に対し、これまでは高い位置で相手のボールを奪って攻撃を仕掛けるリアクションサッカーをしてきた愛媛は、最終ラインから慎重にボールを動かすアクションサッカーへの転換を余儀なくされた。

Jでは初めて自らが主導権を握って戦う展開に、「Jのチームが愛媛相手にまさか引いてくると思わなかったし、びっくりした」とは愛媛のGK羽田。予想外の試合展開に戸惑うかと思われた愛媛の先制点は、前半8分に突然訪れた。

今季初先発のDF関根のオーバーラップから生れたチャンスに、濱岡が中央から強烈なミドルシュート。クロスバーを直撃したこぼれ球をFW田中が押し込み、愛媛があっという間の先制点を上げた。この失点にも大きく戦い方を変えることなくロングボール主体で攻める水戸に対して、FWに今季初得点が生れた愛媛はフリーキック、コーナーキックから次々と水戸のゴールに襲いかかった。

ホーム3連勝の勢いをそのままに、流れは愛媛に・・・その空気を一変させたのは水戸のDF吉本。コーナーキックから放たれた吉本のヘディングに、一瞬足が止まった愛媛の守備陣。水戸の前半唯一のシュートが貴重な同点ゴールとなり、試合はこう着状態に入った。

ここからは、両チームの若さが出てしまったもどかしい試合展開。「早い時間帯から、仕掛けていく指示は出していた」という愛媛・望月監督だが、なかなか攻撃のスピードが上がらずポゼッションをしながらもフィニッシュに正確性を欠いた。後半にはFW田村、大坪といつもの攻撃的な選手交代。加えてJ初出場となるサイドアタッカーのMF江後を投入するものの、最後まで水戸のゴールネットを揺らすことはなかった。

一方の水戸も後半にアンデルソン、秦と前線でポイントを作ろうとしたが秦にはボールが集まらず、アンデルソンにいたってはイエロー2枚で退場という始末。「試合の中で流れを読んでプレーするということが出来なかった」と秦が悔やんだように、90分通して放ったシュートはたったの2本、効果的なカウンターは最後まで見られなかった。

ただ、水戸にとってはDF陣が最後まで集中を切らすことなくドローに持ち込み、久々の勝点1をあげたことは収穫。その点で水戸は前田監督の狙い通りの試合結果を残し、4連敗のトンネルの出口から光が差し込んできた。

しかし愛媛にとっては勝点3を落とした残念な試合結果。「勝っているチームは勢いがあって、J2では戦術や実力よりも勢いで勝てる時期もあるが、1回狂うとズルズル行くこともある」と試合後に語った前田監督。この言葉が愛媛のことを指していないことを祈りたいものだが、次節の第9節に試合がないことは愛媛にとって唯一の救い。

Jという未知の世界での連戦に石丸、友近、八柄と主力に怪我人が続出し、心身共に疲労が見え始めた愛媛にとってはリフレッシュを図る絶好のチャンス。次第に観客動員が下がりつつあるホームに再び多くのサポーターを呼び戻せるよう、チームはフロントと共に、心機一転再スタートを図って欲しい。

以上

2006.04.08 Reported by 近藤義博
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