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【J2:第8節 神戸 vs 札幌 レポート】神戸、開始早々の先制点を生かせず、札幌に逆転負け。監督も失望の内容で早くも4敗目を喫する。(06.04.08)

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4月8日(土) 2006 J2リーグ戦 第8節
神戸 1 - 2 札幌 (15:04/神戸ウイ/8,233人)
得点者:'1 北本久仁衛(神戸)、'62 相川進也(札幌)、'78 オウンゴ−ル(札幌)
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 神戸(勝ち点10)は今季初の連勝を目指す札幌(同9)とホームで対戦。4戦ぶりの勝ち点3獲得をねらったが、1-2でまさかの逆転負けを喫した。神戸は開始早々の1分に三浦のCKを北本がヘッドで押し込み、幸先よくスタート。しかし、その後は札幌にペースを握られる展開が続き、後半に入ると62分に札幌の相川に同点弾を叩き込まれ、78分にはオウンゴールで逆転を許し、第1クールにしてまさかの4敗目(ホームで3敗目)を喫してしまった。

「サポーターの皆様に、クラブを代表して私からお詫びを申し上げたい。なぜなら、今日の試合の内容は、今までわれわれがやってきたものではまったくなかった」と、試合後の会見で述べた神戸のバクスター監督。「今日は選手の試合に取り組む姿勢に最も失望している」と、語気を強めて不満を露にした。それほど、結果はもちろんのこと、試合内容にも相当なショックを受けていたということだ。

 その内容なのだが、神戸のいいところは、大まかに言えば、北本が挙げた開始1分のゴールまでだった。その後は、「選手たちがスイッチを切らしてしまった」(バクスター監督)と言うように、1試合を通じてアウェイの札幌にボールポゼッション、そして主導権を握られていく。時折、右サイドの朴康造のところからチャンスを作るシーンも見られたが、神戸の攻撃は単発的で、迫力に欠けていた。そして、ワンタッチ、ツータッチで素早く展開する札幌の前に、後手後手のプレーが続き、いつゴールを許してもおかしくない状況に。ただ、そこはGK荻の果敢な飛び出しや、DFエメルソントーメと北本の強烈なディフェンス、札幌のエース・ストライカーであるフッキに対しての激しいプレスにより、何とか前半のうちは得点を許さなかった。

 後半に入って、近藤に代えてバロンを投入し、従来の3トップから茂木との2トップに変更。トップ下に栗原が入り、朴康造を右MFに下げて打開を図った神戸。後半の序盤は、バロンを起点に攻めの姿勢を見せるも、札幌・柳下監督の打った西谷投入という采配により、再びペースを札幌に奪われる。

 この試合、前節の山形戦で退場処分となった左サイドバックの坪内が出場停止に。そのため、山形戦の後半同様に、右に小林、左に丹羽が入る形となった神戸。しかし、前半では丹羽のサイドを、そして古巣に対して意欲を燃やす札幌の西谷が入った後半には、小林のサイドを突かれてピンチを招くことになった。

 同点にされた62分のケースは、小林のところでボールをカットされると、西谷に切れ味鋭いドリブルで中央に切り込まれ、狭いところで相川にスルーパスを出される。これを相川に左足で豪快に決められてしまったもの。「リアルな右サイドバックがウチにはいなかった(小林はセンターバックが本職)。ミスは小林ひとりの問題ではない」と、不慣れなポジションで働いた小林をかばっていたバクスター監督。レギュラーのサイドバックを使えないことが分かっていながら、チーム全体でその穴を埋められなかったことを悔やんでいたようだった。

 同点にされてから村瀬を投入して勝ち越しをねらった神戸だが、勢いを抑えることはできず、逆に札幌に攻め込まれると、78分にはフッキのシュートをクリアしようとした丹羽がオウンゴール。クリアしようとした丹羽を責めることはできず、その前から猛攻を浴び、結果的にフリーでフッキにシュートを打たせたことで、この逆転劇は見えていたと言ってもいいだろう。結局、そこからは息を吹き返すこともなく、最後はパワープレーにも持っていけず、なすすべなく敗れた神戸。第1クールにして痛すぎる4敗目を喫し、選手からも落胆の色は拭えなかった。

 一方の札幌は前節同様に攻守ががっちりかみ合い、「走り切れたことと、ボールに粘り強くいけたことが逆転できた要因だった」と、柳下監督もチームに手ごたえを感じている様子。ファウルを受けても我慢して前線で奮闘していたフッキをはじめ、選手たちのパフォーマンスも上がってきており、今後に大いに期待を持たせる内容だった。

 反対に、1年でのJ1復帰という目標が、たとえ長丁場とはいえ、早くも厳しくなったと言わざるを得ない神戸。不安を払拭するためには、次節以降、とにかく本来のサッカーを取り戻して勝ち点3を確実に取り続けるしかない。この1週間でどれだけ修正を施せるか。シーズン序盤にして、神戸は早くも正念場を迎えている。

以上

2006.04.08 Reported by 前田敏勝
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