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【J2:第11節 山形 vs 仙台 山形プレビュー】堅い守備を焦らず、自信を持って破れ! そして試合後は最高の「モンテディオ県民歌」を!(06.04.21)

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4月22日(土)J2 第11節 山形 vs 仙台(14:00KICK OFF/山形県)
-ゲームサマリーはこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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今年の正月、モンテディオ山形への監督就任を決めたばかりの樋口監督は、テレビで箱根駅伝を食い入るように観ていたと言う。優勝候補と目された大学がアクシデントで次々と脱落。その間隙を縫って総合優勝を果たしたのは亜細亜大学だった。10区間中、区間賞を一人も出さなかったが、各走者が持てる力をしっかりと出し切った。
「長丁場になればなるほど、ああいう安定した力を持っていることが大事なのかなと感じました」
開幕から、4連敗を含む7戦勝ちなし。ともすれば空中分解の危険性のあるその間も、自分たちの方向性を信じ続け、ここに来てようやく2連勝の結果を得た。最後尾からの追い上げとなったのは想定外だったが、前方にいるチームの背中をひたひたと追っていくのはここからだ。佐々木は「まだ2勝だし、まだ10位。これからもっと上を目指さなければいけない。ただ、焦りはなくなりました」と心境を語っている。

そして、今節。デザートの「別腹」ではないが、どんなに状態が悪くともこの試合になれば別のチームのように甦るのが「みちのくダービー」。好調なチーム同士の対戦となれば、さらにおもしろい戦いが容易に想像できるが、そのなかでも山形勝利へのカギがいくつかある。

仙台はブラジルトリオのうち、ボルジェスが出場停止。システムを大きく変えては来ないだろうが、1トップの位置に日本人選手を充てることでどんな科学反応を見せるのか。山形にとって、立ち上がりの時間帯は注意深く観察しながらのプレーとなる。
もっとも警戒が必要なのはやはりロペス。プレーエリアが極端に広いロペスに対しては、ファーストディフェンダーが遅れずに付くこと、人数を掛け前方への突破を防ぐこと、長い距離を移動したときにマークの受け渡しをしっかりすること等、基本的な部分を押さえておけばピンチは最小限で済むだろう。
そのほかには、ロペスとチアゴ ネーヴィスのホットラインを意識すること、ブラジルトリオの攻撃にもっとも絡んでいた梁、ボルジェスに代わり1トップに入るFW選手に注意を払い、時折上がってくる両サイドバックがクロスを上げる前にプレーを切っておきたい。

山形が難儀するのは、守備よりもむしろ攻撃のほうだろう。
多くの選手が攻め残る仙台は、7人が自陣にそろいゴール前を固めてくる。ボールを奪った瞬間に速攻を断念せざるを得ない場面も多々あるだろう。さらに、食いついたら相手がボールを手放すまでしつこくディフェンスしてくるため、少ないタッチ数でボールを回しながら相手を引き出していくのが山形の特長を生かした攻め方となる。その際、狭いスペースで出し入れする、奪われる確率の高いチャレンジも何度となく必要となってくるだろう。先制点さえ取れれば、仙台は前掛かりに攻めてくるため、山形としてはより攻撃がしやすい環境が整うことになる。一方で、ファウルでのリスタートや相手のCK後など、相手の守備が整う前の縦に速い攻撃も常に狙っておきたい。

勝てばもっとも快感を、負ければもっとも屈辱感を味わうのが「みちのくダービー」。90分の末にどんな結果が待っているのか、誰も知らない。だからこそ120%の力を込めて、勝利をめざして戦う価値がある。勝利のときのみ歌われる「モンテディオ県民歌」が今から待ち遠しい。

◆山形・今節の注目選手◆

・財前宣之選手
このダービーマッチを誰よりも楽しみにしている選手であり、両チームのサポーターがもっともそのプレーを観たい選手、と断言して間違いないだろう。仙台の10番を背負い、昨年第1クールの対戦以外は、在籍した6年半でダービーに負けたことがなかった。「首位が相手の試合とか、もちんダービーとか、注目される試合が大好き」。期待されればされるほど力を発揮する、相手にとってはやっかいな、味方にとっては頼もしい選手だ。

開幕から中盤のゲームメーカーとして起用されていたが、前線で起点が欲しいチーム事情で現在はFWの一角に入っている。FWレアンドロとのコンビも絶妙で、前節・柏戦ではレアンドロからのアシストで移籍後初ゴール。さらに、交代でベンチに退く試合終盤まで、前線からボールを追う献身的な守備を続けた。
「山形に来たばかりの頃は、みちのくダービーが楽しみだとか意識をしていたが、こうして試合が続いて、チームがまだまだ下の順位にいるので、仙台戦が特別だと言っている状況ではない。ただ、第1クールの大きなヤマ場だと思う。ここで勝てば第1クールの連敗は何もなかったように第2クールへ入れる、大事な一戦になると思っている」
サポーターの後押しがある限り、この男の活躍は約束されている。


以上

2006.04.21 Reported by 佐藤円
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