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【J2:第11節 水戸 vs 徳島 プレビュー】体調面では有利な水戸と前半に勝負に出たい徳島。勝点3を獲得し、下位脱出の足がかりにするのはどっちだ。(06.04.21)

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4月22日(土)J2 第11節 水戸 vs 徳島(14:00KICK OFF/笠松)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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今季のJ2リーグは13チームという奇数となったことで毎節1チームに『休み』が与えられており、そうした日程をどう生かしていくかということも今季のリーグを勝ち抜くためには必要となってくる。今節に目を当てるとそれを生かしたいのが水戸だろう。水戸は先週はホームで戦い、火曜日は『休み』。1週間、移動もなく体調を調整しながらみっちりと鍛え上げることができた。対する徳島は苦しい。先週山形で試合をし、火曜日はホーム徳島で試合。そして、今節は水戸に乗り込んでくるのである。その距離ざっと1250km。コンディション面だけで見ると『水戸が有利』と考えるのが普通だろう。

だからこそ、徳島は疲れの出ない前半に勝負を仕掛けてくると予想される。徳島はこれまで9得点中7点を前半に挙げており、『前半に強い』チームなのである。今節も前半のうちにゴールを挙げ、余裕を持って疲れの見えるであろう後半を迎えたいはず。前節初先発を飾ったジョルジーニョはまだ連携面で不安定なところもあったが、左MFとして切れのある動きを見せていた。さらに動きの質が高まるであろう今節は彼の個人技を生かして序盤から水戸ゴールを脅かしたい。だが、その反面、これまでの13失点中10点は後半に喫しており、体調面で劣ることが予想される今節はいつも以上に前半で得点を取れないと苦しい展開となるはず。勝ち点3の鍵は前半にかかっていると言っていいだろう。

水戸にとっては前半をいかにしのげるかがポイントだが、これまでの戦いを見ていると『しのぐ』ことはできるはず。しかし、そこから攻撃を仕掛けるということがチームの大きな課題となっている。これまでの得点はリーグ最少の6。今節は勝点3を取ることだけでなく、『攻撃の形』を見せることで今後につながる一戦にしたい。

徳島より多く休めた水戸は今週を「攻撃面に費やした」(前田監督)という。水曜日に行われた練習試合ではFWとMFとが絡んでの攻撃が多く見られ、「イメージはだいぶできてきている」と前田監督も手応えをつかんだ様子。大和田も「これまではどうしても守備的な指示が多く、中盤の選手を守備に戻らせたけど、守備は守れるという自信があるのでこれからは人数を割いて攻めさせたい」と話しており、今節は『攻撃的な水戸』が見られることだろう。

水戸の注目はボランチの小椋だ。第7節の東京V戦から先発出場を果たしているが、ケガで出遅れたことで「なかなか試合勘がつかめなかった」という。だが、前節鳥栖戦は持ち前の激しい守備と豊富な運動量を見せ、鳥栖の中心選手である尹を完全に封じた。センターバックの大和田も「鳥栖戦は小椋に助けられた」と話しており、彼の完全復活がチームに明るい兆しをもたらしている。今節対戦する徳島は5人を置く中盤でのパス回しでゲームを組み立ててくる。それだけに「徳島は中盤の人数が多いので、体を張ってでもセカンドボールを取って流れをつかみたい」と意気込む。小椋が中盤で徳島のパスをカットし、そこからの展開でゴールを奪うというシーンが見られれば、水戸は勢いづくはずだ。「遠めからでもシュートを狙っていく」と誓う言葉もなんとも頼もしい。

12位の水戸と11位の徳島という下位同士の対戦だけに両チームともに勝点3を獲得し、下位脱出の足がかりにしたいはず。『しのぐ』のではなく、『仕掛ける』チームが勝利をもぎ取ることだろう。下位同士の対戦とは思えないアグレッシブな試合となることを期待したい。

以上

2006.4.21 Reported by 佐藤拓也
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