4月22日(土) 2006 J1リーグ戦 第9節
京都 1 - 2 鹿島 (15:04/西京極/12,295人)
得点者:'10 青木剛(鹿島)、'84 田代有三(鹿島)、'89 松田正俊(京都)
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■特J!プレイヤー: 斉藤 大介選手(京都)
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1点差。この最小点差で鹿島に軍配が上がった。鹿島の試合巧者ぶりに京都は意地の同点にあと少し届かなかった。
「とてもよいリズムで試合に入れた」(アウトゥオリ監督)という通り序盤から鹿島は試合をつかんだ。10分、本山が左サイドのアレックスミネイロに渡し、自分は中に走りこむと、もう一度もらい京都ディフェンスを引き付け、ややマイナス気味に流すとそこに走りこんだ青木が強烈ミドルを叩き込み先取点を奪う。
その後は鹿島が流れを支配する。田代、アレックスミネイロがサイドに流れると本山も合わせる様にスペースを見つけてフォローに入り、京都ディフェンスを釘付けにしていく。特に小笠原はディフェンスが固まる前線には入らず、引き気味にポジションを取るとつなぎ役に徹し、内田にパスを供給するなど鹿島のリズムを作り続けた。京都は中盤がディフェンスに吸収されると、クリアしてもセカンドボールを拾われポゼッションが出来ない状態が続く。単発のカウンターを仕掛けるが、流れは鹿島がつかんで離さない。
その状態を打開したのは斉藤。田原を起点につなぎ始めると、斉藤は無理に上がらず中盤からパスを供給する。そして、自身も強引なドリブル突破から鹿島ディフェンスを揺さぶり京都の攻撃を牽引した。京都が盛り返す兆しを見せ前半が終了。
後半、鹿島は本山をトップ下に置くと、小笠原はさらに中盤下がり目からゲームを組み立てる。しかし、京都も中盤を高い位置に上げて積極的にボールを取りにいき、互角の戦いに持ち込む。攻撃にかかる分、京都は相手の速攻を許す場面も出てくる。15分には新井場がリカルドの裏を取りアレックスミネイロに送るなどピンチを招くものの京都も斉藤、米田を中心に速攻を仕掛ける。
そんな膠着状態が続いたゲーム終盤の84分、鹿島の猛攻にリカルドがゴールラインぎりぎりの所でボールをかき出しピンチを逃れたと思った矢先、そのこぼれ球をつながれ新井場がクロスを上げると田代が頭で流し込んで追加点をあげる。
2点差をつけられた京都もそこから意地を見せ、何度も速攻で鹿島陣内に詰め寄るものの大岩、岩政のセンターバックに弾かれる。そして、ロスタイム。右サイドで粘った斉藤が右足でクロスをあげると飛び込んだ松田が押し込んで1点差にまで詰め寄る。が、最後のFKのチャンスもGK正面となり、そこで力尽きて試合終了。
鹿島の試合巧者ぶりが目立つ試合ではあったものの、後半は積極的にプレッシャーをかけて速攻から形を作った京都。「いい内容だっただけに残念」と柱谷監督が振り返ったが、最後は鹿島の決定力の前に屈する形となった。しかし、鷲田、登尾のセンターバック、リカルドのサイドバックとこれからに期待を抱かせる要素も多々見せた試合でもあったことも確か。苦しい戦いの中で確実に成長を感じさせる一戦となった。
以上
2006.4.22 Reported by 武田賢宗
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第9節 京都 vs 鹿島 レポート】終了間際に詰め寄るものの鹿島の試合巧者ぶりに屈した京都。成長するチームの次の試合に期待(06.04.22)
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