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【ヤマザキナビスコカップ 大分 vs 鹿島 レポート】大分、若手選手の活躍で相性の悪い鹿島に1−0で初勝利。強豪・鹿島は集中力もなく精彩を欠く。(06.04.27)

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4月26日(水) 2006 ヤマザキナビスコカップ
大分 1 - 0 鹿島 (19:00/九石ド/9,876人)
得点者:'15 深谷友基(大分)
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■特J!プレイヤー: 高橋 大輔選手(大分)
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「レモネードの味がそれぞれのお店によっても違うように、我がチームの選手のタイプも色んな味がある。今日はフレッシュで酸味がかった味だったんだけどね」と若き選手たちの活躍をシャムスカ監督は、こう表現した。ヤマザキナビスコカップ第4日、まだ一度も勝ったことのない鹿島アントラーズにケガ人7名という厳しい台所事情で望まなければならなかった大分トリニータだが、蓋を開けてみれば若い選手たちが強豪相手に全員サッカーで奮闘し、初勝利を収めた。

「クラブにとっても新しい歴史の始まり。選手たちも歴史の1ページに名前を刻んだ」と監督も満面の笑みで喜んだ。

立ち上がりから、頻繁にポジションチェンジをしながらサイド攻撃を仕掛けてくる鹿島に対して、大分はしっかりとマークの受け渡しをしながら全員守備で対応。先にチャンスを迎えたのは大分だった。前半15分、MF梅崎司のCKにDF深谷友基がヘッドで合わせ先制。これがそのまま決勝点となった。

リーグ戦第5節名古屋戦に続く今季2ゴール目を決めた深谷は「自分のゴールで勝利したのは嬉しいが、自分たちDFとしてはそれよりも、最近失点が多かったので強豪相手にゼロに抑えたことのほうが大きい」と喜んだ。

その言葉通り、先制後も日本代表MF小笠原満男を中心に攻め込んでくる鹿島に対し、スペースを与えなかった。またスピードがあり裏への飛び出しが危険なFW深井正樹に対しては、初スタメンのMF高橋大輔がしっかりとマンマーク。これにはシャムスカ監督も「今日の収穫は高橋の高いポテンシャルが見れたこと。今まで出場機会が少なかったが、将来性を感じる」と絶賛した。25人という少数精鋭でスタートし、7人の怪我という苦しい現状を強いられている大分だが、若手をうまく生かし鹿島戦初勝利とはシャムスカ監督の実績以外なにものでもないだろう。

一方の鹿島は、パスミスなども多く全く精彩を欠いた内容だった。アウトゥオリ監督も「今日はピッチが固くスリッピーだったが、それよりも選手の集中力がなかったのが大きな敗因だ。これが一時的なものであればよいが・・・」と怒りを露わにした。ベテランMF本田泰人も「同じようなリズムでやっているのでどこかで切り替えなければいけないが、それができなかった。でも、土曜日にはすぐ試合なのでウカウカしてられない。」と気を引き締めた。

これでヤマザキナビスコカップBグループは、この両チームがともに2勝1敗で勝ち点6。どちらが先に予選突破するか。またリーグ戦でも来週の5月3日には同じ組み合わせで対戦する。次は強豪の意地にかけても鹿島は負けられない。ゴールデンウィーク中も過密日程が続くが、ここは踏ん張りどころだ。

以上

2006.4.27 Reported by 森田みき
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