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【J1:第10節 F東京 vs 名古屋 レポート】内容に結果がついてきた!F東京が4試合ぶりの勝利をあげる。(06.04.30)

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4月29日(土) 2006 J1リーグ戦 第10節
F東京 2 - 1 名古屋 (19:04/味スタ/22,188人)
得点者:'14 ルーカス(F東京)、'17 ルーカス(F東京)、'88 吉村圭司(名古屋)
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■特J!プレイヤー: 梶山 陽平選手(F東京)
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F東京が、この日得たものは少なくないだろう。勝ち点3だけでなく内容に対する自信も手にし、見るものを楽しませる事もした。「これが出来るんだから次にまた出来なかったらおかしい」ベテラン、若手問わず選手たちはそう口にした。「前節横浜FM戦でも内容は良かったけど、今日は勝つこともできた」ガーロ監督はようやくの勝利にほっとした表情を見せる。ヤマザキナビスコカップを含めた4連敗からの脱出。ゴールデンウィークの連戦スタートの試合でF東京はようやくきっかけをつかんだ。

いくつかの試行錯誤を経てたどりついたひとつの結論とでも言おうか。
この試合、F東京は攻守にチームがうまくかみ合っていた。立ち上がりから気迫に満ち、果敢に前線からプレス。川口、ルーカス、梶山、宮沢、といった攻撃の選手たちが隙あらばと走り回る。しかし、対する名古屋も今まさに必死。今季リーグ戦、ナビスコカップあわせても未だ2勝。実に3月21日以来8試合(ナビスコカップ含む)勝利から見放されている。彼等もまた前線から追いアグレッシブなサッカーを展開する。前半早々、すでに名古屋の攻撃の軸となりつつある本田が左サイドを駆け上がり玉田へラストパス。これに玉田がダイビングヘッドで飛び込むがこれはバーが防ぐ。このシーンを振返り「バーも味方だから」と土肥は笑った。

序盤の激しい攻防からペースは徐々にF東京へ。フォワードのルーカスや、梶山、宮沢といった攻撃陣が果敢に攻めに出る。中盤は流動性を持ち、見応えのある攻撃を見せる。対する名古屋は守備がはっきりせず、その中盤に絡む両サイドバック鈴木、徳永をつかまえきれない。

そして早い時間帯に願ってもない先制点が入る。
14分、低い位置からのルーカスのロングパスを赤嶺が受け右サイドへ。これを川口がきっちりセンタリングをあげ、戻って来たルーカスがヘディングでたたきこむ。これで勢いがついたか、続く17分にまたもF東京の左サイドの崩しから得点。ふたたびルーカスが起点となり左サイド鈴木へ。これを鈴木が難なくアーリークロスをあげ、中央走りこんだルーカスが3分前のデジャヴュか?というようなヘディングを決める。早い時間帯に2得点。F東京は試合を優位に進めることになる。

一方名古屋はこの2失点により守備を修正。ダイヤモンド型の4−4−2から3−5−2へと変更し、両サイドへのマークを鈴木には中村、徳永には本田、さらにルーカスには金を、とはっきりさせるフレキシブルな対応を見せる。これによりリズムを取り戻した名古屋だったが、最後がどうにも決まらない。前半36分、決定的な場面が訪れる。切れ込んだ杉本のシュートを防いだと思ったら、逆から中村がセンタリング。今度はそのこぼれ球に玉田が反応し、防いだと思ったら最後は山口がシュート。土肥のファインセーブにも助けられ前半最大のピンチを切り抜けた。

後半は立ちあがりから、名古屋が仕掛けてくる。開始2分の玉田のシュートは土肥がまたもファインセーブ。8分、玉田から杉本への見事なスルーパスも土肥が止める。
逆にF東京は14分、宮沢の左サイドからのクロスがエリア内やや右にいた梶山の足もとへピタリ。ワントラップしたバウンドをボレーでたたきこもうとするがこれはワンテンポ遅れたか、GKに阻まれる。ちなみにこの日2列目に入った梶山は攻守にキレを見せる。運動量も多く、常にパスカットを狙い、長い手足で巧みにキープ。可能性のあるプレーを見せてくれた。

しかし、このまま終了するかと思った後半42分、F東京は「いらない1点」(三浦)を献上してしまう。自らのチャンスをシュートに持ち込みきれず逆襲を食らう。「やりきらないから食らってしまった」(土肥)。名古屋はカウンターで、中央の吉村が約30メートルのミドルシュートを放つ。この強烈なシュートがネットに吸い込まれ2−1に追い上げられる。このあと、猛烈に名古屋は攻め立てるが時既に遅し。F東京が貴重な勝ち点3を手に入れた。

名古屋は2失点以降の内容が悪くはないだけに結果が欲しいところだ。「とにかく勝ちたいんですけどね…」と攻撃の軸となりつつある2年目の本田圭佑。同じくレフティの玉田との相性も好感触なだけに結果が欲しいところだ。

F東京はここ数試合、中盤を攻撃的なメンバーにするなど試行錯誤の成果がようやく出たといえそうだ。「うちはこういう試合をしたあとにだらしない試合をしてしまったりするので、次が大事」ベテラン三浦は試合直後に気を引きしめた。なんといってもGWの連戦。次戦は中3日でやってくる。この勝利を次に繋げるために、今は気を緩めないことが何より大事なのかもしれない。

以上

2006.4.30 Reported by 了戒美子
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