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【J2:第24節 札幌 vs 東京V プレビュー】調子を取り戻した札幌と、調子を取り戻したい東京V。目指すサッカーを追及する両チームによる、ワールドカップにも負けない熱戦が見られるはず。(06.06.23)

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6月24日(土)J2 第24節 札幌 vs 東京V(14:00KICK OFF/札幌厚別)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
-残り3節!J2試合予想ゲーム!第24節は6/24(土)14:00締め切り!-
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札幌がまた調子を上げてきた。「しんどかった」と柳下監督が振り返る前節の横浜FC戦は、後半ロスタイムにセットプレーから曽田が劇的な決勝ゴールを挙げ徳島戦、仙台戦に続く勝利で3連勝を達成。少し前には10試合も勝利から遠ざかる時期がありチームの雰囲気も落ち込んでいたが、ここにきて再び調子を取り戻しつつある。そして順位も6位まで上げている。

調子を取り戻した要因のひとつに、守備的MF金子の登場が挙げられる。昨季と同様に今季開幕当初も足の負傷により出遅れてしまったが、徳島戦からスタメンとして登場。豊富な運動量で攻撃的なサッカーを陰で支え、3連勝の立役者となっている。そしてプレーだけではなく、この金子の強いメンタリティーもまたチームを支えた。勝利から遠ざかっていた時期はどこか闘争心に物足りなさがあった札幌だったが、金子の登場とともにチーム全体から気迫が漂うようになった感がある。

思い返せば2年前の04年シーズンのこと、黒星を重ねて最下位に沈んでいた札幌へシーズン終盤に移籍してきた金子は、加入後最初のゲームを終えて「札幌は思ったよりもしっかりしたチーム。みんなもっと自信を持つべきだ」とあっさり言ってのけた。経験の乏しい若い選手が多く、連敗により負のスパイラルに陥っていたチームが、この金子の一言で前向きな気持ちを取り戻した印象がある。またある時は、ある選手が「自分は1人対1人のプレーはあまり強くないので・・・」と謙遜すると「そんなことはない」とすぐさま制した。「やるからには1番を目指す」と常に言う。幼いころからJ1クラブの下部組織で培ってきた勝者のメンタリティーは、今季もまた若い札幌のイレブンにしっかりと喝を入れているように見て取れる。

少し前の、調子を落としていた時期の札幌であれば、前節の横浜FC戦のような一進一退のゲームはかなりの確率で落としていたはず。それがここでは終盤に粘りを見せて勝利を得ることができた。そして、相手のシュートが3本もポストやバーに当るラッキーもあった。運も味方につけられる流れになってきた。

一方、対する東京Vは調子を落とし気味だ。数週間前までは連勝をしながらも、札幌とは対象的に現在2連敗中。前節の試合後はラモス監督が「相手が10人でまた勝てなかった」「合宿でいい練習してきたのに」と残念がったように、思うように調子を取り戻せていない。

だが、これこそがリーグ戦の真実だろう。抜群のスタートダッシュを切ったチームがそのまま好調を維持できるわけではないし、同様に低調なスタートを切ったチームがそのまま下位に沈むと決まったわけではない。好調なチームは常に気を緩めることはできないし、低調なチームにも必ず好調時は訪れる。勝利の喜びや敗戦の悲しみ、連勝時の楽しさや連敗時の苦しみ、引き分けが続く歯がゆさ。こうした様々な精神の起伏を経ながらも、シーズン終了時にはしっかりと戦力相応の結果が導き出される。試合数が多ければ多いほどに、最終成績はより正当なものになる。これがリーグ戦のマジックだ。

大事なことは、その時の調子に心を揺らさないこと。ちょっと調子が悪いからと言って自分たちの目指すサッカーを見失わないことだ。自分たちの信じるサッカーを貫けば、必ずや正当な成績が残るはずだし、サポーターも絶対についてきてくれる。その意味では札幌も東京Vも、どんな状況であれ自分たちのサッカーを追及しているように見える。常に攻撃的でアグレッシブなサッカーを追い求めているように見える。この対戦は、どんな結果になろうともサポーターを十分に楽しませてくれそうだ。

東京Vはこの試合からバジーリオがスタメン復帰する可能性もあるため、この試合をぜひとも転機としたいところ。札幌にしても、第1クールの好調時にちょっとしたミスから突如として歯車を狂わせてしまった経験があるため、3連勝真っ只中とはいえ非常に気を引き締めているはずである。

前回の対戦(第12節)では、たくさんのサポーターを引き連れて東京・西が丘に乗り込んだ札幌が返り打ちに合う形となった。だが、札幌は柳下監督をはじめとして選手、スタッフ、サポーターも負けず嫌いな面々が揃っている。今回はホームゲームということもあり、札幌はそうとうな意気込みでこの試合に挑むはずだ。激しい試合になることは間違いない。ワールドカップに負けないだけの熱気が、我々を待ち構えている。

以上

2006.06.23 Reported by 斉藤宏則
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