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【J1:第19節 浦和 vs 新潟 プレビュー】浦和、ワシントンと田中達の2トップに期待。(06.08.23)

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8月23日(水)J1 第19節 浦和 vs 新潟(19:00KICK OFF/埼玉)
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 前節、鹿島と2対2で引き分け、首位の座をG大阪に明け渡した2位浦和(勝ち点37)。23日には第19節でホームに9位新潟(同26)を迎える。

 19日の敵地での鹿島戦では、左太もも肉離れから復帰したワシントンが、田中達と今季初めて2トップを組み勝利が期待されたものの、鹿島に2点を先制されると、終盤の粘りから何とか同点に持ち込むのがやっとだった浦和。とはいえ、その内容は決して悲観するものではなく、終盤に見せた「意地』は今後に可能性を感じさせてくれるものだった。

 復帰1戦目から1ゴール1アシストと気を吐いたワシントン。期待された田中達とのコンビに見るべきものはなかったが「(2トップについて)そんなに難しくはない。ふたりであれば、僕のところにだけマークは集中しないので、やりやすくなる」と振り返り、1トップから2トップになったことで、マークが分散され、プレーしやすいとの感想を述べている。一方の田中達も、21日の練習では互いの連携を確認するなどして「ワシントンは決定率が高いし、自分もゴールだけでなく、アシストもしていければ。2トップでのコンビをどんどん上げていきたい」と意欲的に語る。

 入れ違うように故障に見舞われ、これまではワシントンか田中達のいずれかの1トップでの戦いが続いていた浦和だが、ふたりの同時起用が確立されれば、攻撃力がアップすることは間違いない。ただ、鹿島戦ではまだまだ個々が孤立する場面が目立っており、コンビとしてどこまで連動性を高められるかが更なるレベルアップの鍵となるだろう。
 なお、ワシントン同様、W杯中断期間中のドイツ合宿で左足首を傷めていたポンテの復帰には、もう少し時間(1週間から2週間)がかかるとのことだ。
 また7人(うち5人が16日のイエメン戦に先発出場)もの選手を代表に送り出した浦和にとっては、連戦のなか、選手の疲労が心配されるだけに、こういう時にこそ豊富な選手層を活かし、勝利に結び付けたいところだ。

 対する新潟は中盤の核、シルビーニョが左足の負傷で戦列を離れるなか、19日の川崎F戦に2対1と勝利を収め、連敗を4でストップ。浦和戦でも、勢いそのままに連勝といきたいところだろう。
 川崎F戦ではMF鈴木慎が2ゴールの活躍を見せたが、浦和ユース出身でもある鈴木慎は古巣相手にも存在を示すことができるか。

 試合の焦点は、首位奪取に向けて勝利が絶対に欲しい浦和に対して、新潟がどういった戦いを見せるかということになるだろうが、J屈指のサポーターを誇る両者の一戦だけに、激しい熱のこもった一戦が期待できそうだ。

以上

2006.08.22 Reported by 栗原 正夫
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